頭角を現すソニー・ピクチャーズ・アニメーション 『スパイダーバース』以降の展開を探る
『スパイダーマン:スパイダーバース』の続編も動き出している
April 8, 2022 🕷 #SpiderVerse pic.twitter.com/FC5nVIuciB
— Spider-Man: Into The Spider-Verse (@SpiderVerse) November 1, 2019
そして、気になるのは『Connected』だけではない。『スパイダーマン:スパイダーバース』の続編の製作がすでに動き出していることが明らかになっているのも、忘れてはいけない。すでに発表されている10秒ほどのティザー映像には、様々なデザインのロゴが登場しており、続編にも新たなスパイダーマンたちが登場することを予感させる。
He’s designed!
— Phil Lord is staying home (@philiplord) November 5, 2019
中でも日本人として気になるのは、東映版スパイダーマンの登場だ。東映版のスパイダーマンといえば、巨大ロボット・レオパルドンを駆使するなど、日本の特撮ヒーローを思わせる設定が特徴のシリーズだが、その特異性から、日本だけでなく海外でもカルト的な人気を誇っている。ぜひとも続編に登場してほしいところだが、なんとフィル・ロードはTwitterにて、東映版スパイダーマンはすでにデザインを起こしていることを公言しているのだから、期待するなという方が無理な話だ。
『Connected』の全米公開は2020年9月18日、『スパイダーマン:スパイダーマンバース』の続編は2022年4月8日をそれぞれ予定している(2020年4月8日時点)。どうしてもディズニーグループの強さが目立つアメリカのアニメーション業界だが、その勢力図を変えようとしているソニー・ピクチャーズ アニメーションの今後の動向からは目が離せない。
◼️ネジムラ89
缶バッジ販売専門店「カンバーバッチ」のオーナー兼ライター。『FILMAGA』『SPICE』他にてアニメ映画の話を中心に執筆中。Twitter/note