永野芽郁が明かす、20歳を迎えての心境 「一番可能性があって、一番面白がれる時期」

永野芽郁が明かす、20歳を迎えての心境 「一番可能性があって、一番面白がれる時期」

 現役医師作家・知念実希人の同名小説を実写化した映画『仮面病棟が』3月6日に公開される。本作は、ピエロの仮面をつけた凶悪犯に占拠された病院内で、一夜限りの当直医・速水と、凶悪犯に撃たれた女子大生の瞳たちが、危険な密室と化した病院から脱出を試みようと奮闘するさまを描いたミステリー映画だ。

 初の映画単独主演となる坂口健太郎が演じる一夜限りの当直医・速水秀悟と協力して、病院からの脱出を試みる女子大生・川崎瞳を演じたのは、永野芽郁だ。初のミステリー映画挑戦で感じたこと、『俺物語!!』以来の共演となった坂口健太郎について、そして20歳を迎えての心境などを、語ってもらった。【インタビューの最後には、サイン入りチェキプレゼント企画あり】

「監禁慣れはしてました(笑)」

ーー今回の作品にはどのような印象を受けましたか?

永野芽郁(以下、永野):原作を読んでから脚本を読んだんですけど、原作がおもしろすぎて、逆に映画になって大丈夫かなと少し不安な気持ちもあったんです。でも、同じ作品なんだけど実写ならではのテイストにちょっと変わっていて、いい感じに面白くなっていたので、安心しました。

ーー撮影は本物の病院で行われたそうですね。

永野:そうなんです! 1カ月ちょっと北九州の病院で撮影しました。回想シーン以外はほとんど病院の中にいたんですけど、病院の中では階数が変わるくらいしか動かないので、いま何時なのかとか、時間の流れが分からなかったりしました。ただ、その前にやっていた『3年A組 ―今から皆さんは、人質です―』(日本テレビ系)でも監禁されていたので、監禁慣れはしてました(笑)。

ーー確かにそうですね!(笑)

永野:なので、“監禁”ということに対しては抵抗はありませんでした(笑)。でも、病院だとまたちょっと雰囲気が変わるので、展開が分かっていながらもドキドキしながら撮影に臨んでいました。

ーー意外だったのですが、ミステリー映画に挑戦するのは今回が初めてだったそうですね。

永野:そうなんですよ。ミステリーは、観るほうでも今までまったく触れてこなかったジャンルだったんです。なので、今回やってみて初めてその面白さを知りました。「結構好きかも!」と。ミステリーはいろんなところに伏線があるので、脚本のト書きどおりに演じることで、一番綺麗な終わり方にできるということを今回初めて学んだんです。今までは結構、自分の感情でお芝居をしていて、そこになんとなくト書きだったり他の共演者の方と合わせたりという作業をしていて。でも今回は、ずっと頭の中で「台本に忠実に」と考えていました。なんでここで「笑う」って書いてあるんだろうと思ったら、のちのちそれが繋がっていたりもする。ミステリーは感情だけじゃダメなんだなと思いましたね。

ーー今までとは演技のアプローチも違ったと。

永野:アプローチの仕方は全然違ったと思います。自分が考えているお芝居ではなく、監督や共演者の皆さんの話を聞きながら、「なるほど、ここはそういうことか」と全て理解しなきゃいけなかったので、先が分からないという意味では、連続ドラマを撮っている感覚でした。今までで一番みんなで話し合いながら作った作品になったと思います。すごく一致団結できた現場でした。

ーー登場人物全員に、犯人であるかのような怪しさが漂っていました。

永野:みんなそれぞれ怪しさを意識して演じているわけではないんですけど、その空間にいることで、全員が全員怪しく見えてしまうのは、私も不思議だなと思いました。きっと、もっと明るい場所にいたら誰も悪い人に見えないと思うんですけど、やっぱり病院の暗さと雰囲気ですよね。人って本当に雰囲気に引っ張られるんだなと思いました。

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ーーそんな中、永野さんは現場では太陽のような明るい存在だったと聞きました。

永野:どうなんでしょう……(笑)。作品の性質上、すごくピリつく現場になると思ったんですけど、坂口(健太郎)さんがすごく穏やかだったのが大きかったかもしれません。率先してスタッフさんたちとコミュニケーションをとったり、現場を和ませたりしてくれていたので、座長がそうならば私もそこにくっついていきたいなと思ったし、坂口さんに引っ張っていただきながら、大変な中でも明るく楽しい現場にできるといいなという気持ちはありました。

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