これであなたも“来生担”! 『恋つづ』で「胸キュン絶賛模索中」と明かす毎熊克哉の素顔

『恋つづ』で注目・毎熊克哉の素顔

 上白石萌音×佐藤健による、胸キュンラブコメドラマ『恋はつづくよどこまでも』(TBS系)。放送がスタートするなり、キツイことを言いながらも新人ナースの佐倉七瀬(上白石萌音)のことも放っておけないドSドクター・天堂浬(佐藤健)に、胸をときめかせる視聴者続出。そんなストイックすぎる天堂と、七瀬の恋を密かに応援する優男ドクター・来生晃一の活躍に期待が高まる。

 来生は、七瀬に“人が欲しがっているものを欲しくなってしまう”心理をついた「シュークリーム作戦」を持ちかけ、天堂の前で気のある振りをしてみせる。辛口の天堂と、甘口な来生。真反対な2人に挟まれた七瀬に、ますますドキドキな展開が訪れそうな予感だ。

 そんな来生を演じているのは、毎熊克哉。連続テレビ小説『まんぷく』、『少年寅次郎』(NHK総合)などで注目を集める、実力派俳優だ。映画『万引き家族』、『空飛ぶタイヤ』、『私の奴隷になりなさい』第2章・第3章、『轢き逃げ 最高の最悪な日』など、重厚な作品を中心にキャリアを重ね、硬派なイメージが定着している。

 だが、今回の取材では撮影時に「カメラ目線って照れちゃいますね」とシャイな一面を見せ、「サイン……あれ、どうやって書いてたっけ。ちょっと練習させてください、あれ?」と母性本能をくすぐるようなギャップも覗かせる。果たして、毎熊とはどんな俳優なのか? 気になる存在感を放つ彼に、本作への意気込みを聞いた。【インタビューの最後には、サイン入りチェキプレゼント企画あり】

天堂のセリフに「うわぁぁぁ!」

ーー毎熊さんといえば、これまでアウトローや官能、サスペンスなど、ヒリヒリとした作品に多く出演されている印象でした。その中で今回『恋つづ』出演となり、公式Twitterを見ると、ファンの方も「新鮮」とのコメントが多く見受けられましたが、どんな心境ですか?

毎熊克哉(以下、毎熊):そうですね。この前出演させていただいた役も、ヤクザでしたし(笑)。優男なドクターというのは、あまりやったことのないキャラクターですので、大変だなとは思いました。そこに普通にしているだけで、爽やかな雰囲気を出すのは難しいなと。「この人、やさしいんだな」って佇まいで表現しなければならないので。

ーーたしかに。自分で「やさしいですよ」って言うわけにはいきませんしね。

毎熊:そうなんです。だから、自分の中にあるやさしい部分を探すというか。でも、人間って絶対「100%いい人」っていないじゃないですか。だから、やさしくない部分が逆に肝なんじゃないかとも思ったんですよね。すごく温厚そうに見えても、家に帰ったら「チッ」とかやってる可能性もあるわけで。そのネガティブな感情を、あえて表面に出していないだけかもしれない。ドラマだと見ている人しか知らないものが、あるじゃないですか。例えば、天堂もみんなから「魔王」って呼ばれるくらいツンツンしてるけど、実は1人のときにはこんな表情をしている、とか。一面だけではない人間的な魅力をどう描いていくかが、この作品では挑戦しがいのあるところだと思っています。

ーーご自身と、来生晃一との共通点を感じるところは?

毎熊:ある気はしますね。僕は、よく初対面で「顔が怖い」って言われるんですが、「話してみると普通だね」とか「やさしいね」って言われるので。自分では、そんなにやさしいとは思ってないのに、この人には「やさしい人」に見えるんだっていう感覚が、今回の来生を演じるうえで活かせるような気がしています。でも普段、少女漫画をなかなか読まないので、キュンキュンさせるとか、そういう部分は慣れないですね。

ーー台本を読んで、毎熊さんはキュンとしましたか?

毎熊:天堂のセリフを見て「うわぁぁぁ!」とは、なりました(笑)。これは演じるの大変だなって。「おお! デレるねぇ」みたいな感じで、心の中でツッコミながら。自分のセリフはギリギリ「あはぁ(照)」で収まりましたけど。

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