『スカーレット』冒頭シーンとの繋がりに反響 陶芸家・喜美子の“波瀾万丈劇”はまだ折り返し地点

『スカーレット』冒頭シーンとの繋がりに反響

 喜美子はすぐにちや子(水野美紀)に手紙を書き、取材に来てもらう。灰と土が反応してできる自然釉の作品は、喜美子を陶芸家として瞬く間に有名にさせた。陶芸以外にも、メディア出演など様々な仕事をこなす喜美子。その頃、武志(伊藤健太郎)は高校2年生になっていた。どうやら将来の進路に悩んでいる様子だ。幼い頃から喜美子と八郎の背中を見ていた武志にとって、働くということはどう映っているのだろうか。

 今回、高校生になった武志役として伊藤健太郎が登場した。長めの髪で成長した武志を演じる。武志の友人たちが活発そうな雰囲気なのに反し、武志は八郎を彷彿とさせる控えめな姿を見せる。しかし、頑固な喜美子や八郎を見て育った男だ。武志はこれからどんな世界に飛び込んでいくのだろうか。

■Nana Numoto
日本大学芸術学部映画学科卒。映画・ファッション系ライター。映像の美術等も手がける。批評同人誌『ヱクリヲ』などに寄稿。Twitter

■放送情報
NHK連続テレビ小説『スカーレット』
NHK総合にて、2019年9月30日(月)〜2020年3月放送予定
出演:戸田恵梨香、北村一輝、富田靖子、松下洸平、桜庭ななみ、福田麻由子、マギーほか
脚本:水橋文美江
制作統括:内田ゆき
プロデューサー:長谷知記
演出:中島由貴、佐藤譲
写真提供=NHK
公式サイト:https://www.nhk.or.jp/scarlet/

関連記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「コラム」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる