『屋根裏の殺人鬼フリッツ・ホンカ』ファティ・アキン監督がサプライズ登壇 今後の展望から撮影の裏側まで語る

『フリッツ・ホンカ』監督がサプライズ登壇

 さらに本作の事件について「ホンカの事件はドイツではどれくらいポピュラーですか?」との質問も挙がる。アキン監督は「ドイツでの本作の興行成績を見ると、その答えが顕著に出ていました。面白いことに、北に行けば行くほど、成績がいい。南に行くほど、興味レベルがちょっと弱いのか成績が下がりました。南部にとってみれば“私たちの殺人者”ではないという感じでしょうか」とハンブルクのあるドイツ北部ではよく知られた事件であったと話した。

 登壇後に観客からのサインにも応じるなど、気さくな対応でファンを喜ばせたアキン監督。会場を出る最後まで、丁寧に観客とコミュニケーションをとり、アットホームな中、本イベントは終了した。

■公開情報
『屋根裏の殺人鬼フリッツ・ホンカ』
2月14日(金)より、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国順次ロードショー
監督・脚本:ファティ・アキン
出演:ヨナス・ダスラー、マルガレーテ・ティーゼル、ハーク・ボーム
配給:ビターズ・エンド
2019年/110分/ドイツ/原題:Der Goldene Handschuh/英題:The Golden Glove
(c)2018bomberoint._WarnerBros.Ent. photo by Gordon Timpen

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