レイチェル・ワイズ×レイチェル・マクアダムスのラブシーン 『ロニートとエスティ』新スチール
2月7日に公開される映画『ロニートとエスティ 彼女たちの選択』より、新たな場面写真が公開された。
イギリス人女性作家ナオミ・オルダーマンの自伝的デビュー作に出会ったレイチェル・ワイズが、プロデューサーとして企画段階から携わった本作は、厳格なユダヤ・コミュニティの中で赦されることのない関係ながらも、運命によって引き寄せられた2人の女性を描いた物語。
『グロリアの青春』『ナチュラルウーマン』のセバスティアン・レリオ監督がメガホンを取り、『ナイロビの蜂』で第78回アカデミー賞助演女優賞受賞、昨年は『女王陛下のお気に入り』で第91回アカデミー賞助演女優賞にノミネートされたワイズと、『きみに読む物語』『アバウト・タイム〜愛おしい時間について〜』に出演し、『スポットライト 世紀のスクープ』で第88回アカデミー賞助演女優賞にノミネートされたレイチェル・マクアダムスが主演を務める。
公開された場面写真では、ワイズとマクアダムスが口づけを交わすラブシーンが切り取られている。超正統派ユダヤ・コミュニティで育ち、抑圧を感じながら生きてきたマクアダムス演じるエスティにとって、ワイズ演じるロニートとのラブシーンは重要な意味を持つ。
ロニートとエスティのラブシーンでは、当初2人ともがオーガズムに達するショットを入れる予定であったが、ワイズは「大切なのはエスティの方で、(ロニートもショットも入れたら)その重要性が薄れてしまう」「あの瞬間、私たちは壊れそうなほど脆く、同時に2人の間には優しさがあった」と撮影の舞台裏を明かした。また、「男性の俳優がこのように考えるか分からないけど、女性は“このセックスシーンは本当に必要?”と思うことが多いの。でも今回は絶対に必要だった。それまでの抑制がこの瞬間に繋がっているから。特にエスティが感じた大きなエクスタシーは、彼女にとって精神的な解放でもあった。あれは自由を表していたの」と本作におけるラブシーンの重要性を語っている。
エスティを演じたマクアダムスは、「自らのキャラクターの成長にセックスシーンは欠かせなかった」「通常は(そのセックスシーンに)意味があるのかどうか迷う場合が多いの。でも今回のシーンは、ストーリーを前進させるには不可欠だった。エスティの心を開くために、彼女を解放させることが必要だったの。あのシーンでは、(男性との)他のセックシーンではまったく感じたことのなかったエネルギーを感じた。とても最高だった。仲間意識のようなものがあり、2人とも安心感と解放感を得ていた。女性である喜びが、あのシーンには詰まっているわ」とコメントしている。
■公開情報
『ロニートとエスティ 彼女たちの選択』
2月7日(金)ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国ロードショー
監督:セバスティアン・レリオ
出演:レイチェル・ワイズ、レイチェル・マクアダムス、アレッサンドロ・ニヴォラ
プロデューサー:フリーダ・トレスブランコ、エド・ギニー、レイチェル・ワイズ
配給:ファントム・フィルム
2017年/イギリス/英語/DCP/カラー/114分/原題:Disobedience/PG12
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公式サイト:phantom-film.com/ronit-esti