『シャーロック』ディーン・フジオカ、古典文学の翻案は「毎回逃げずに向き合っているテーマ」

『シャーロック』ディーン・フジオカ、古典文学の翻案は「毎回逃げずに向き合っているテーマ」

 10月期「月9」ドラマ『シャーロック』(フジテレビ系)の制作発表会見が9月28日都内で行われ、主演のディーン・フジオカと岩田剛典、佐々木蔵之介が登壇し、同作の見どころや撮影時のエピソードを語った。

 ディーン・フジオカが演じる原作のホームズに相当する誉獅子雄は、犯罪捜査専門のコンサルタント。「イニシャルがS・Hつながりです」と名前の由来を明かした。ワトソンにあたる精神科医の若宮潤一役の岩田剛典は、「ディーンさんと良い“バディ感”が生まれているんじゃないかと思います」と手ごたえを語った。佐々木蔵之介演じる江藤礼二は、原作ではレストレード刑事。「ひとことで言えば最低の刑事ですが、おふたりに頑張っていただいて、僕はおこぼれをいただくという働き方をしたいと思います」と挨拶した。

ディーン・フジオカ

 クランクインから1か月。現場の雰囲気について、「和気あいあいとしていますが、シーンによってはカオス。冷静になると『オレら、何をやっているんだろう』と思うくらい」(ディーン)と話す。獅子雄と潤一が出会う第1話では、スタジオのセットに雨を降らせたが、「経験したことがない、ちょっと見たことのない印象的な絵」(佐々木)、「雨ガッパを上下で衣装の中に仕込むか聞かれるくらいの水量」(ディーン)と撮影を振り返った。

 おすすめのシーンを「獅子雄がバイオリンを弾くシーン」と答えたディーン。初めてのチャレンジというバイオリンは、クランクインの1週間前に曲が決まり、猛練習を重ねたとのことで、「最終回にどうなっているか、乞うご期待です」と笑顔で予告した。シャーロックの論破術と、佐々木演じる江藤警部のキャラクターをおすすめに挙げたのは岩田。「個人的に蔵さん(佐々木)のキャラクターがツボ。本番は大丈夫だったんですけど、テストまでゲラが止まらなくて、間違いなく見どころになると思います」と注目ポイントを挙げた。

佐々木蔵之介

 ディーンも、佐々木について、「お話しさせていただくと、めっちゃ可愛いんですよ。番宣もご一緒して、『蔵さんって、もしかしてゆるキャラなんじゃないか』と思うくらい癒されている」とコメント。早くも共演者の推しメンとなった佐々木だが、司会の山崎夕貴アナウンサーから思い当たる節を尋ねられて、「記憶にございません」と公開中の映画タイトルに寄せて笑いを誘っていた。

 『モンテ・クリスト伯‐華麗なる復讐‐』、『レ・ミゼラブル 終わりなき旅路』(いずれもフジテレビ系)に続いて、古典名作を翻案した『シャーロック』だが、ディーンは「今作に限って言うと、令和元年の東京という部分が大きく違う。元号が違うだけと言う人もいますが、ひとつの文化圏、国、コミュニティでカレンダーが変わるというのは大きな変化だと思うし、このタイミングでリメイクをやる意義があると思っています」と話した。「なぜ古典の名作をリメイクするかは、プロデューサーや監督と毎回逃げずに向き合っているテーマ」と一貫した姿勢を強調した。また、自身が歌う主題歌「Shelly」のイメージについて、「ドラマ本編と距離感を出したかった。原作そのままではなく、一歩引いてキャストの人間模様を運命の女神が見ているような曲」と語った。

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

音楽記事ピックアップ