ユースケ・サンタマリア×指原莉乃×山里亮太が語り合う、『ONE PIECE STAMPEDE』参加への思い
大人気漫画『ONE PIECE』の映画最新作、劇場版『ONE PIECE STAMPEDE』が、8月9日より全国の劇場で公開される。
TVアニメ放送20周年という節目の年に公開される本作は、海賊、海軍、さらには革命軍など、全勢力が一つの島に集結し、大事件が発生するという豪華な内容で、20周年にふさわしい「オールスター映画」になっている。
ルフィ率いる麦わらの一味はもちろんのこと、バギーやスモーカーなど初期から活躍するキャラクターに、最悪の世代、王下七武海、海軍大将やCP-0まで登場し、強大な敵に立ち向かうことになる。
そんな歴代キャラクターとともに、映画オリジナルのキャラクターも登場する。元ロジャー海賊団の「鬼の跡目」ダグラス・バレット、「祭り屋」ブエナ・フェスタ、そして歌姫アンと海賊万博の司会ドナルド・モデラートだ。そのうちフェスタ、アン、ドナルドをゲスト声優の3名、ユースケ・サンタマリア、指原莉乃、山里亮太(南海キャンディーズ)が務めている。
大の『ONE PIECE』好きを公言している3人だが、どのような思いで今回の作品に参加したのか、その想いを聞いた。(杉本穂高)
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「好きだからこそ、大きなプレッシャーを感じた」
ーーみなさん『ONE PIECE』の大ファンだそうですね。出演が決まった時プレッシャーを感じましたか?ユースケ・サンタマリア(以下、ユースケ):それは当然あります。このプレッシャーの大きさは僕ら3人にしかわからないと思います。本当に大好きな作品なんでね、すぐに「ハイ、やります」とは言えないですよ。
山里亮太(以下、山里):この素晴らしい世界を壊したくないですからね。でも、僕はプレッシャー以上に、憧れの『ONE PIECE』の世界に参加できるという嬉しさが勝りました。
指原莉乃(以下、指原):私も出演決まった日からアフレコ当日までずっとハラハラしてました。この緊張感はなかなか味わえないですよね。
山里:好きな作品だからこそ、必死にやらなきゃいけないって思ったからね。
ユースケ:今までのゲスト声優で一番気負ってたんじゃないですかね。いっそ、早くその日が来てほしいと思ったよね。決まってから当日まで結構時間があったから。
指原:わかります、変に時間があるとプレッシャー大きくなりますよね。
ーーみなさんの出演が発表されたのは3月でしたね。
ユースケ:その日からアフレコまで、もうドキドキです。ただ、僕は、山ちゃんとさっしーが一緒だと聞いて心強いと思いました。
山里:本当ですか!? それは嬉しいですね。
ユースケ:2人とも『ONE PIECE』が好きなのを知ってたし、みんなも同じ心境なのかと思うと、仲間がいると思えたのは心強かったですね。
ーー皆さんが演じたご自身のキャラクターについてどんな印象を抱きましたか?
指原:アンは、思ったこともすぐに言えちゃう素直な子です。そういうところは自分と似ているかなと思います。今回はリアクションのお芝居が多かったので、自分が普段バラエティでもやっている能力も発揮できたし、楽しく演じさせていただきました。
ーーアンは麦わらの一味が大好きなキャラクターなので、ファンとして気持ちを乗せやすかったのではないですか?
指原:そうですね。一味を応援しているところなんかは自分の気持ちそのままです。麦わらの一味と直接会話は交わさないですけど、応援している時に「うわ、私この世界にいるんだな!」って感じられて、本当に嬉しかったです。
山里:僕はドナルドのことをカッコいい奴だと思いました。大海賊時代を口先だけで渡っていくなんて憧れますね。テンション高く、観客を湧かせる役どころなんですけど、こういう役をやれたのは嬉しかったです。
ユースケ:僕が演じたフェスタって男は、悪魔の実も食べてないし、戦闘力も全くないんだけど、ロジャーの時代から活躍している男なんです。山ちゃんのドナルドとも通じるものがあるけど、イベント屋として、武力じゃなくて口の上手さなどで時代を駆け上がってきた奴なんです。自分とは似ていない役だけど、その分やりやすかったですね。自分と近いとやりにくいですよ。例えば、山ちゃんは「ホグバッグやってくれ」って言われたらどうする?
山里:いや、無理ですよ。一時期、オファー来るかもってドキドキしてましたけど(笑)。