ロバート・ダウニー・Jr.やクリス・エヴァンス、『アベンジャーズ/エンドゲーム 』卒業俳優の今後
公開からもうすぐ2か月が経ち、6月27日の上映終了も目前となった映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』。現段階で全世界興行収入は、27億3,280万ドルに達し、2009年の『アバター』が記録した歴代1位の27億8,800万ドルを射程内に収めている。
もうすぐ『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』の公開を控えているMCUは、キアヌ・リーブスなどの出演がうわさされる新作『ジ・エターナルズ』や、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の第3弾、『ドクター・ストレンジ』続編など、新たなる歴史を着々と進めようとしている。
また、『エンドゲーム』のキャストたちも、クリス・ヘムズワースが先日日本で公開された『メン・イン・ブラック:インターナショナル』に出演するなど、新たな仕事に取りかかっている最中。今、卒業したキャストたちは一体何をしているのだろうか(以下、『アベンジャーズ/エンドゲーム 』のネタバレあり)。
ロバート・ダウニー・Jr.
まずは、3000回どころじゃ足りない「愛してる」を世界中から浴びたアイアンマン役のロバート・ダウニー・Jr.。彼は最近、地球環境を改善する団体「Footprint Coalition」の立ち上げを発表し、リアル“トニー・スターク”だと話題になっていた。
俳優としての今後の活躍は、2020年に『ザ・ヴォヤージュ・オブ・ドクター・ドリトル(原題)』が公開予定。RDJは、動物と会話ができる獣医・ドリトル先生を演じ、声優としての共演者に、トム・ホランド、オクタヴィア・スペンサー、ラミ・マレック、セレーナ・ゴメスと豪華キャストが集結する。同作は4月に大幅な再撮影が行われていた。
ほかにも、ジェイミー・フォックスの監督デビュー作『オールスター・ウィークエンド(原題)』や、『シャーロック・ホームズ』の第3弾への出演も予定。
クリス・エヴァンス
先日38歳の誕生日を迎えたクリス・エヴァンスは、SNS上でRDJや、マーク・ラファロらに祝福され、さらに、ラジオではクリス・ヘムズワース&テッサ・トンプソンの『MIB』コンビにバースデーソングを贈られるなど、キャプテン・アメリカを勇退しても変わらぬ愛に包まれている様子。
今後は、『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』のライアン・ジョンソンがメガホンを取る『ナイヴズ・アウト(原題)』で、ダニエル・クレイグと共演する予定。そのほか、『ザ・レッド・シー・ダイビング・リゾート(原題)』やアップルによる小説『ジェイコブを守るため』のドラマ化作品など、続々と注目作に出演が決まっている。
また最近、プライベートでは、LGBTQに対抗するパレードに皮肉のコメントを送ったり、「中絶禁止法」に反対したりと、ヒーローの精神を崩さぬ姿勢を見せている。