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『いだてん』は“ダメな庶民のダメな話”を綴る? 通常の大河ドラマとは異なる2つのポイント

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 宮藤官九郎脚本の『いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~』は異色の大河ドラマだ。これまでのところ、その異色ぶりが視聴率によくない方向で反映されてしまっているという見方が大勢を占めているようだが、では、『いだてん』の何が異色なのだろうか?

 『いだてん』の大河ドラマとしての異色ぶりはこれまでも数多く論じられてきた。制作統括の訓覇圭チーフプロデューサーは自ら取材に応え、7つの異色要素として「近現代大河」「主演リレー」「古今亭志ん生が物語をナビゲート」「2つの時代が目まぐるしく交わる複雑な構成」「史実を基にしたフィクション」「自由な内容の“大河紀行”」「大量の番宣」を挙げている(スポニチアネックス、1月6日)。他にも、「遊び心あふれるナレーション」(クランクイン!、1月13日)、「主人公の多さ」(リアルサウンド、2月24日)、「天狗倶楽部や音楽で含ませる遊びのエッセンス」(オリコンニュース、1月13日)などが指摘されてきた。第5話でのマラソンの実況中継などは「遊びのエッセンス」の最たるものだろう。

 筆者は『いだてん』が通常の大河ドラマとは大きく異なるポイントが2つあると考える。一つは主人公が“何者でもない”こと。これは多くの人がすでに指摘している。もう一つは“落語”がモチーフになっていることだ。この2つのポイントは強く結びついている。

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