徳重聡&イモトアヤコの名コンビ誕生! 『下町ロケット』阿部寛チームはいよいよ万全の体制に
日曜劇場『下町ロケット』(TBS系)が、12月23日にいよいよ最終回を迎える。“最終回前”と煽りが付けられた第10話は、最終回に向けてギアをさらに上げる重要な回となった。佃航平(阿部寛)が率いる佃製作所には、ギアゴーストに対抗できるほどのトランスミッションに秀でた人材が必要。佃チームに満を持して加わるのが、ギアゴーストを辞めた島津裕(イモトアヤコ)だ。
(バレバレながらも)ドラマ公式Twitterでは佃チームの一員として、佃製作所の看板を持ち、顔を隠していた島津は、天才と言われるトランスミッションのエンジニア。今期の『下町ロケット』では、ゴースト編の第1話より登場しており、新キャストの中でも数少ない善人キャラ。佃らがトランスミッションを持ち込んだコンペや自身のモノづくりの原点を佃に話すシーンなど、兼ねてより佃と島津はその熱心な思いで通じ合ってきた。「もう一度、俺と一緒にやらないか」という佃の誘いを、島津が断るわけがない。
農業イベント『アグリジャパン』から島津に接触し始めていたギアゴーストの伊丹大(尾上菊之助)は、殺伐とした空気の社内を一新しようと、再び島津を引き戻そうとするが断られてしまう。帝国重工から追い出される形で、ギアゴーストを設立した伊丹と島津。会社に切られる苦しみを人一倍に知っている伊丹は、誰よりも社員を大事にする社長だった。しかし、ダーウィン・プロジェクトに参画してからは、すっかりと信念を忘れてしまった伊丹は、島津の代わりに入ってきた氷室彰彦(高橋努)の名を挙げ、「気に入らないっていうなら追い出してもいい」と島津を勧誘してみせるのだ。