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高橋一生の“光”が人々を包み込む 『僕らは奇跡でできている』が最後に伝えたメッセージ

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 樫野木(要潤)から「迷惑」「悪影響」「ここから消えて欲しい」と辛辣な言葉を浴びせられた一輝(高橋一生)。これにはさすがのマイペースな彼も、だいぶ堪えたようだ。

 12月11日に放送された火曜ドラマ『僕らは奇跡でできている』(カンテレ・フジテレビ系)第10話では、一輝が大学講師の辞職を願い出る。彼はどこへ向かおうとしているのだろうか。

 高橋一生演じる一輝の自由奔放でマイペースな姿が魅力的な本作も、ついに最終話。変わり者と見られていた一輝の周りは今では人が溢れ、家政婦の山田(戸田恵子)との秘密も明らかとなり、育実(榮倉奈々)との仲は前回の第9話で急激に深まっていたように見えた。すべてが順調に思えていたのだが、ここにきて一輝が大きな波乱の展開を生んだのだ。これが最後の、一輝から(私たち視聴者も含めた)みんなへのメッセージである。

 いつものように遅刻かと思いきや、急きょ講義を欠席した一輝。彼はカメのジョージを連れて、山へ行っていたのだ。何事もなかったように、彼はまた講義に顔を出すが、そこで学生たちに大学を辞める旨を伝える。一輝のことを快く思っていた琴音(矢作穂香)や新庄(西畑大吾)のグループをはじめ、学生たちみなに衝撃が走ったようだった。しかし、とうの一輝は終始笑顔である。

 やがて責任を感じた樫野木は、一輝に謝罪をすることに。たしかに一輝は樫野木の発言により深く傷ついていたようで、「昔のことを思い出し、辛くなった」のだという。そして、なぜ辛くなったのかを考えてみたら「樫野木先生と仲良くなりたかったから」ということに気づいたらしい。

 これまでに一輝の“光”は少しずつ大きくなり、そこに入ってくる人や物事が少しずつ増え、いまやとても大きなものとなっている。その“光”の中には、育実や琴音をはじめ、出会ったもの、景色、そしてもちろん樫野木も入っているのだ。しかし、光が大きくなったのが先ではなく、自分とは違う人間や、考え方、そういったものを受け入れられるようになっていくうちに、“光”が大きくなっていることを一輝は自覚したのだろう。

      

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