『リーガルV』米倉涼子×菜々緒、向井理×林遣都の真っ向勝負に 最終章では“最大の謎”に迫る

『リーガルV』米倉涼子と菜々緒の勝負

 『リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~』(テレビ朝日系)が、12月6日放送の第8話より最終章に突入し、12月13日に最終回を迎える。第7話では、初の前話から地続きとなるローズブライダルの婚活詐欺への訴訟裁判が描かれた。小鳥遊翔子(米倉涼子)率いる京極法律事務所に対するのは、小鳥遊が過去に所属していたFelix & Temma法律事務所。小鳥遊が事務所を辞めた真相、元恋人である海崎勇人(向井理)との関係性など、いまだベールに包まれた謎は多くある中で、2つの事務所が激しく交錯。

 第7話において、特筆すべきは小鳥遊と白鳥美奈子(菜々緒)、青島圭太(林遣都)と海崎がそれぞれ接触することだろう。弁護士資格のない小鳥遊にとって、青島は代わりに法廷に立つ“忠犬”。第5話で小鳥遊に部屋に誘われた青島は、それ以降上司である彼女を“女性”としても見てしまっていた。そんな青島が海崎と対面。“元カレ”とジャブを打つ青島に、海崎は「ハハッ……君は今カレなのか?」と余裕を見せる。そして話は弁護士としての正義の論争へ。去り際に「君がやっているのは最悪の仕事だよ」と追い討ちをかける海崎に、青島も「僕は勝つために戦っています!」と食ってかかる。小鳥遊から“ポチ”と呼ばれるあがり症の青島が、元カレである海崎に大声で吠える構図は、一人の弁護士として京極法律事務所を背負って立つ勇敢な姿を印象付けた。

 一方の小鳥遊は、ローズブライダル会員770番(菜々緒!)の白鳥と対面。被告代理人という立場であるが、婚活詐欺で恨みを持つ白鳥に、小鳥遊は「理想のタイプは子煩悩」「男性経験はゼロ」と調べ上げた弱みを突き、「どうしても認めないって言うんだったら海崎先生に相談……」と脅しにかかる。白鳥にとって海崎は意中の相手であり、弁護士として憧れの人物。“今カノ”を匂わすシーンもあるが、天馬壮一郎(小日向文世)の秘書・中沢淳美(宮本茉由)とどちらと交際しているのかは、定かではない。プライドの高い白鳥の意外なプライベートが明らかになる展開だ。

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