『コード・ブルー -もう一つの日常-』山下智久らの“愛情”が導いた、フェローの成長
フライトドクター候補生の名取颯馬(有岡大貴)、灰谷俊平(成田凌)、横峯あかり(新木優子)、フライトナースの雪村双葉(馬場ふみか)の救命救急の日常が描かれてきたスピンオフドラマ『コード・ブルー -もう一つの日常-』。7月27日深夜に放送された最終話となる第5回では、4人が先輩フライトドクターたちから影響を受け、成長している日々が描かれた。
橘啓輔(椎名桔平)とともに当直を担当することになった横峯と名取は、「橘先生は部長だよ? ちょっとやそっとじゃ呼べない」と、実質2人で当直を担当することに。「どうか重症患者が来ませんように」と言う横峯に、名取は「来たら横峯に譲ってやるよ」と2人とも戸惑いを隠せない様子だ。
2人の悪い予感は的中。ICUで患者が急変し、急患が運ばれてくる。急変した患者の対応に当たった名取は、先輩研修医・木戸(戸塚純貴)のサポートに回ろうとするが、木戸から「俺は今まで当直で一度も患者の急変に当たったことがない」と無理だと告げられる。その姿を見た名取は、当直で「急変しなければいいな」と思っていたことを恥じ、「経験しないことの方が、ずっと怖いから」と自ら急変した患者の対応に当たる。
急患の治療に当たっていた灰谷と横峯は、一度は橘が来るまでの処置を取ろうとするが、横峯がこれまで挑戦したことのなかった手術を提案する。「僕たち2人だけで?」と不安そうな灰谷に、横峯は「私たちだけだからできるんだよ、いつもならやらせてもらえないでしょ」と告げると、灰谷は「藍沢先生(山下智久)みたいだね」とサポートに回った。