楡野鈴愛、“マグマ大使の笛”で律を呼びかける! 『半分、青い。』幼少期編で紡がれる絆

『半分、青い。』幼少期編で紡がれる絆 

 だが、律が病院で診てもらうほどのことの発端となったのはブッチャーだった。ブッチャーが鈴愛の名前をからかったことで、鈴愛がブッチャーにゴミ箱を投げ、それを律がかばう形で受けてしまった。律は無事だったものの、このことを晴に話そうか迷っていた鈴愛。名前をからかわれたことを伝えたら、晴が悲しむのではと考えていたのだ。律は「俺、鈴愛、いいと思うけど。いい名前やん」と自然と口に出す。鈴愛にとっても律は、素直に心のうちを話し合える存在であるようだった。

 子供ながらに本音を打ち明けられる関係性である鈴愛と律。その2人の信頼がより伝染して、晴と和子、ブッチャーや菜生たちを巻き込んでいく。先週放送された第6話後の予告では、鈴愛の成長後を演じる永野芽郁の姿が映し出され、幼少期編が今週で幕を閉じることが伝えられた。幼い頃から紡がれた皆の純粋な関係が今後どう動いていくのか、目が離せない。

(文=大和田茉椰)

■放送情報
NHK連続テレビ小説『半分、青い。』
平成30年4月2日(月)~9月29日(土)<全156回(予定)>
作:北川悦吏子
出演:永野芽郁、松雪泰子、滝藤賢一/佐藤健、原田知世、谷原章介/余貴美子、風吹ジュン、中村雅俊/豊川悦司、井川遥、清野菜名、志尊淳、中村倫也、古畑星夏
制作統括:勝田夏子
プロデューサー:松園武大
演出:田中健二、土井祥平、橋爪紳一朗ほか
写真提供=NHK
公式サイト:https://www.nhk.or.jp/hanbunaoi/

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