岩田剛典、古川雄輝、大野拓朗……2018年春ドラマを彩るミスターキャンパス出身俳優
人気俳優たちが芸能界に入ったキッカケは様々だが、ひとつの糸口となっているのが、各大学が行うミスターコンテスト。中でも注目は、2009年にミスターキャンパスに出場した岩田剛典、古川雄輝、大野拓朗、佐伯大地の4人。それぞれが4月期ドラマに出演する、今話題の若手俳優だ。
岩田剛典
EXILE、三代目 J Soul Brothersのパフォーマーとしても活躍する岩田剛典は、コンテストを機に芸能界入りしたわけではないものの、「ミスター慶應コンテスト2009」のファイナリスト。ドラマ『ディア・シスター』(フジテレビ系/2014年)で、子犬のような“ハチ役”を演じ世の女性たちを虜にすると、『HiGH&LOW』シリーズへの出演や、映画『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』(2016年)で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞するなど大躍進。現在公開中の主演映画『去年の冬、きみと別れ』で見せる、体当たりの演技も好評だ。
慶應出身、甘いマスク、鍛え上げられた肉体という魅力のミルフィーユに、役者という顔も加わり一層厚みを増す岩田。「かわいい」だけではない「怒り」、「切なさ」といった表情のひとつひとつが、視聴者の心を揺さぶり続けている。そんな岩田は今回、『崖っぷちホテル!』(日本テレビ系)で民放連ドラ主演。自身も「連続ドラマの主演はひとつの目標でもあったので、自分の中では満を持して“挑戦”という気持ちが強いです」とコメントしており、役者・岩田剛典としての更なる飛躍に期待がかかる。
古川雄輝
実は、岩田が出場した「ミスター慶應コンテスト2009」でグランプリを獲得したのは、ハイスペック俳優として人気上昇中の古川雄輝。高学歴、高身長、高顔面偏差値と、非の打ち所がない古川は、2013年にドラマ『イタズラなKiss~Love in TOKYO』が放送されると、中国で大ブレイク。その後はエリートから自由人まで幅広く演じてキャリアを重ね、NHK連続テレビ小説『べっぴんさん』(2016年)の出演によって日本でも人気を確立。現在公開中の映画『曇天に笑う』PVではキレキレのブレイクダンスを披露し、「ダンスまで踊れるの!?」と、観る者を驚かせた。
古川が4月から出演するのは『ラブリラン』(日本テレビ系)。本人曰く、「一見無愛想でドSキャラな町田(古川)ですが、主人公のさやか(中村アン)に対して優しさも見せるツンデレ!と言った印象」と、古川の出世作となった『イタkiss』の入江直樹を彷彿とさせる役どころ。あれから5年が過ぎ、多くの作品で経験を積んだ古川が見せる“大人のツンデレ”に、胸が高鳴って止まらない。