芳根京子が語る、吹替初挑戦『ボス・ベイビー』を通して感じた家族の大切さ「兄に会いたくなった」

芳根京子が語る『ボス・ベイビー』吹替初挑戦

「この作品を通してなんとなくお兄ちゃんと一緒にご飯に行きたいなと思った」

ーー作品自体にはどのような感想を抱きましたか?

芳根:めちゃくちゃ面白かったです。特に好きなのは、ボス・ベイビーが階段を転げ落ちていくとき、ベッドによじ登っていくとき、それと赤ちゃんに戻るか戻らないかの微妙なときのムロさんの声ですね(笑)。台本を読んでいた時点では想像もしていなかった声だったので、完成した作品を観てすごく楽しい気持ちになりました。あと、私自身、兄弟の愛とかに本当に弱いのでボロボロ泣いてしまって。台本を読んでいるときもラストシーンのくだりとかは涙で読めないほどでした。ティムの声を担当した身としては映画の中でのティムの成長がすごくうれしかったです。

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ーーこの作品には“家族”というテーマも盛り込まれていますよね。

芳根:私の家族はすごく仲がいいので、改めて家族っていいなと思いました。私には兄がいて、兄弟がいるのは当たり前だと思っていたのですが、それがすごく幸せなことに気付きました。この作品の取材では兄弟の話をたくさんさせてもらっているんですけれど、取材の場で兄の話をこんなにしたことがなかったので、兄に会いたくなっている自分がいます(笑)。

ーーお兄さんとは一緒に住まれているんですよね。

芳根:だけどお互い仕事もしているので、すれ違いも結構多くて。今は会わない期間が続いているので、この作品を通してなんとなくお兄ちゃんと一緒にご飯に行きたいなと思いました(笑)。

ーーブログでもお兄さんのことを書かれていたことがありましたが、兄妹仲が良いんですね。

芳根:20歳を過ぎてより仲良くなりました。最近は兄からご飯を誘ってもらうことも結構増えたんです。お酒を飲める年齢になったことで、誘いやすくなったんだと思います。

ーーティムとボス・ベイビーはけんかをすることもしばしばありましたが、幼い頃の芳根さんとお兄さんはどうでしたか?

芳根:兄とは5つ年が離れているので、けんかまではいかなかった気がします。小さい頃、兄が友達の家に行くときに、私が「一緒に行く!」とギャンギャン泣いていたのは覚えています(笑)。兄も兄で、私を置いて行くのが一番面倒くさくて、連れて行くのが一番ラクだということを分かっていたみたいで、おんぶをしてもらって連れて行ってもらっていました。今思うと、その優しさに改めて感謝ですね。

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ーー今回、声優初挑戦とは思えない見事な吹替でしたが、今後も声優をやってみたいという気持ちは?

芳根:もしも機会があればもちろんやりたいなと思います。でも、お芝居もより一層頑張らないといけないので、欲張らずに、チャンスがあればまた挑戦させていただきたいなと思います。

ーー今年は『海月姫』(フジテレビ系)での月9初主演もあり、“初”が続きますね。

芳根:初めてだらけですごく新鮮な気持ちでいろんなことに挑戦させてもらえていて、私自身も初心に戻った気分でいられるんです。今回もまさか声優をやらせていただけるなんて思ってもいなかったことで。そういうことをたくさんやらせていただいているので、自分が想像している世界はすごく小さかったんだなとも感じます。夢は本当に大きく持っていていいんだなと思いますし、何かを決めつけることはせずに生きていきたいなと。何かを決めつけてしまうと逆に自分の幅を狭めてしまうことになるので、「どんとこい! 何でもこい!」という姿勢で、今回のように思ってもいなかったことに挑戦できる機会をいただけたときに、より柔軟に楽しんでできるようにしたいです。もちろん初めてのことは恐いですしプレッシャーもありますけど、何事も“初めて”から始まるもの。その“初めて”を今回このような素敵な作品でやらせてもらえたのは、私にとってもすごく大事な経験になりました。

(取材・文・写真=宮川翔/ヘアメイク=KOTOMI./スタイリスト=藤本大輔)

■公開情報
『ボス・ベイビー』
3月21日(水・祝)全国公開
監督:トム・マクグラス
キャスト:アレック・ボールドウィン、マイルズ・バクシ、ジミー・キンメル、リサ・クドロー、スティーブ・ブシェミほか
吹替キャスト:ムロツヨシ、芳根京子、乙葉、石田明(NON STYLE)、宮野真守、山寺宏一ほか
配給:東宝東和
(c)2017 DreamWorks Animation LLC. All Rights Reserved.
公式サイト:http://bossbaby.jp/

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<応募締切>
3月27日(火)

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