>  >  > 『重版出来!』衣装の役割とは?

黒木華、『重版出来!』の衣装が目を引くワケ スタイリスト・堀越絹衣氏の仕事に迫る

関連タグ
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 堀越氏が衣装を担当した映画『トイレット』で主演を務めたデイヴィッド・レンドルは、当時のインタビューで彼女について言及している。「スタイリストのホリコシ(堀越絹衣)さんは真のプロフェッショナルだった。ホリコシさんは映画やキャラクターをよく理解して考え抜いた上で衣裳を選んでくれて、いままでここまでプロフェッショナルな仕事をするスタイリストには出会ったことがなかったよ。」(参考:オールカナダロケの『トイレット』荻上直子監督×主演俳優 カルチャーギャップトーク

 また、同作品でとメガフォンをとった荻上直子監督も、「ファッションは完全にスタイリストの堀越絹衣さんにお任せしています。何作か一緒に仕事をしていますが、私があれこれ言うより彼女が脚本を読んで感じたままの衣装を持ってきてくださるほうが面白いものになるんです。アイデアもたくさんあって細部まで考えてくださるので、本当に信頼できる方ですね」(参考:『トイレット』 荻上直子監督 インタビュー)と語っている。役者や監督から絶大な信頼を得る堀越氏は、ドラマや映画、ファッション雑誌のスタイリングのみならず、乃木坂46の歌衣装なども担当するなど、幅広い分野で活躍している。作品の意図や魅力を汲み取り、そのシチュエーションで、その人物に最も適した衣装を選び抜く才能は、『重版出来!』でも存分に発揮されているといえるだろう。

 本来“衣服”とは、身体の保護はもちろんだが、その装飾やスタイリングによって社会的地位や個人の趣味を表すために着用するものである。それが物語における“衣装”となると、さらに意味を持って、ときには台詞以上にものをいうこともある。的確なスタイリングは、キャラクターの性格や心情をわかりやすく伝え、視聴者をよりドラマの世界に惹きこんでいくのだ。『重版出来!』の衣装もまた、その熱い物語に説得力を与える“名役者”のひとりであるに違いない。

(文=戸塚安友奈)

■放送情報
『重版出来!』
毎週火曜22時から放送中
出演:黒木華、オダギリジョー、坂口健太郎、荒川良々、濱田マリ、野々すみ花、永岡佑、前野朋哉、中川大志、高月彩良、武田梨奈、最上もが(でんぱ組.inc)、富山えり子、小日向文世、生瀬勝久、滝藤賢一、要潤、永山絢斗、ムロツヨシ、高田純次、安田顕、松重豊
原作:松田奈緒子「重版出来!」(小学館「月刊!スピリッツ」連載中)
脚本:野木亜紀子
演出:土井裕泰、福田亮介、塚原あゆ子
公式サイト:http://www.tbs.co.jp/juhan-shuttai/

      

「黒木華、『重版出来!』の衣装が目を引くワケ スタイリスト・堀越絹衣氏の仕事に迫る」のページです。の最新ニュースで映画をもっと楽しく!「リアルサウンド 映画部」は、映画・ドラマ情報とレビューの総合サイトです。

表示切替:スマートフォン版 | パソコン版