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NASAが映画からヒントを得る!? R・スコット監督らがローバーを語る『オデッセイ』特別映像公開

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 第88回アカデミー賞で作品賞を含む7部門にノミネートされた『オデッセイ』より、天体観測車両“ローバー”に関する特別映像が公開された。

『オデッセイ』ローバー特別映像

 『オデッセイ』は、『エイリアン』『ブレードランナー』のリドリー・スコット監督が、『ボーン』シリーズのマット・デイモンと初タッグを組んだサバイバル・アドベンチャー。火星に取り残された宇宙飛行士のマーク・ワトニーが、知恵と精神力を振り絞り、創意工夫の才能を発揮しながら、地球に還ろうと奮闘する姿を追う。

 NASA全面協力のもと製作された本作は、第73回ゴールデングローブ賞にて、ミュージカル・コメディ部門の作品賞と主演男優賞(マット・デイモン)を受賞。第88回アカデミー賞でも、作品賞と主演男優賞(マット・デイモン)を含む計7部門にノミネートされている。キャストには、マーク・ワトニー役のデイモンのほか、『クリムゾン・ピーク』のジェシカ・チャスティン、『ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン』のクリステン・ウィグ、『イカとクジラ』のジェフ・ダニエルズ、『アントマン』のマイケル・ペーニャ、『ファンタスティック・フォー』のケイト・マーラ、『キャプテン・アメリカ』シリーズのセバスチャン・スタン、『それでも夜は明ける』のキウェテル・イジョフォーらが名を連ねる。

 このたび公開された映像は、本作のために開発された、天体の表面を移動しながら観測する車両“ローバー”に関するもの。映像の冒頭、スコット監督は、「マークはあやまって火星に置き去りにされた。生き残る唯一の方法は、3200キロ移動して帰還船とドッキングすることだ」と解説し、ローバーが重要なアイテムであることを示唆する。

 車両部門の監修を務めたグレン・マーシュが「離陸地点までは壮大な旅になる。火星の裏側まで到達するためには、2台のローバーを結合する必要がある」と語るように、プロダクションデザインを担当したアーサー・マックスは、手元にあった6人乗りのローバー2台を結合し、1台の“ものすごい”ローバーを実際に作ったという。

 凹凸が激しい地形で既存の車軸が通用しないため、車輌が独立に駆動する農業用車両を改造し、全地形対応のローバーが作られた。NASAが火星探査ミッションで実際に使用しているキュリオシティ号を元にデザインされたこのローバーには、油圧式のガル翼ドアや駆動装置、ソーラーパネル、2リットルのディーゼル・エンジンも搭載された。

 マックスは、既存の車軸が通用しないことは「逆に好都合だった」と言い、「実際に運転が可能な仮想ローバーを作って、火星の地形によく似たワディ・ラム砂漠を走らせた。CGではなく本物だ」と振り返る。スコット監督も「完璧に機能した」と、マックスが作ったローバーを絶賛している。

 また、マックスは「NASAは映画から発想を得るらしい。このローバーを採用するかも」と、NASAが『オデッセイ』をヒントにローバーを開発しようとしていることを明かし、スコット監督も「“あれもこれも欲しい”とNASAは言うだろうね」とコメントしている。

20160201-TheMartian-sub01.jpg(c) 2015 Twentieth Century Fox Film Corporation. All Rights Reserved 20160201-TheMartian-sub02.jpg(c) 2015 Twentieth Century Fox Film Corporation. All Rights Reserved

■公開情報
『オデッセイ』
2月5日(金) TOHOシネマズ スカラ座ほか全国ロードショー
配給:20世紀フォックス映画
(c) 2015 Twentieth Century Fox Film Corporation. All Rights Reserved
公式サイト:http://www.foxmovies-jp.com/odyssey/

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