凪良ゆう『汝、星のごとく』書店で花火大会 “火気厳禁”の店内で花火が打ちあがる?

『汝、星のごとく』書店で花火大会

 「本屋大賞」に選ばれ、大きな注目が集まっている凪良ゆうの小説『汝、星のごとく』。本作の作者・凪良ゆうの「書店と書店員さんに恩返ししたい」という思いからスタートした花火大会が、8月19日、六本木 蔦屋書店で開催された。

 六本木 蔦屋書店で行われた今回の「プロジェクションマッピング花火」は、8月14日より行われている「『汝、星のごとく』花火大会」のイベントのひとつ。全国の約300店の書店では9月13日まで「スマホで打ち上げよう。本屋であなただけの手のひら花火」が開催されている。

 書店店頭のポスターにある二次元コードをスマホで読み込むと、書店の中で「花火」があがる仕掛けとなっている。自分の好きな本や書店の棚を背景に写真を撮って、SNSへ投稿すると、図書カードが当たるキャンペーンも。

 作中で描かれた愛媛県今治市の「おんまく」祭りの花火。その美しさや雰囲気を味わえることができるイベントだ。

■イベント情報
・花火大会詳細
https://tree-novel.com/works/episode/310d7e24d50571148406a8f2ae01a802.html
・参加書店
https://tree-novel.com/works/episode/d820bed1f490befad85d46c4abbb4165.html

■著者プロフィール
凪良ゆう(なぎら・ゆう)
京都市在住。2007年に初著書が刊行され本格的にデビュー。BLジャンルでの代表作に連続TVドラマ化や映画化された「美しい彼」シリーズなど多数。17年に『神さまのビオトープ』(講談社タイガ)を刊行し高い支持を得る。19年に『流浪の月』と『わたしの美しい庭』を刊行。20年『流浪の月』で本屋大賞を受賞。同作は22年5月に実写映画が公開された。20年刊行の『滅びの前のシャングリラ』で2年連続本屋大賞ノミネート。本書は、第168回直木賞候補、第44回吉川英治文学新人賞候補、2022王様のブランチBOOK大賞、キノベス!2023第1位、第10回高校生直木賞、そして23年、2度目となる本屋大賞受賞作に選ばれた。

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