CiON、異色の“ブラドル”が駆け抜けたメジャーデビュー1年目 より高みを目指す2026年の決意表明

佳子さんのように踊りながら演奏する奏者になりたいーー後輩が憧れる存在に
ーーちなみに、今日のために2025年の活動をまとめた資料を作ってきました。
聖奈:えー、すごい! 見たことないよね。
杏実:4ページびっしり書いてある! こんなに活動していたんだね!
愛佳:この資料を見て思い出したんですけど、2月にパシフィコで開催したワンマンは、準備する時間がなくて焦っていたんですよね。本番まで時間の猶予がない中、5000人規模のホールをどう埋めるのかを、スタッフさんとメンバーで試行錯誤して考えていたんです。フリーライブを急遽入れていただいて、ビラ配りも頑張って、どうにかこうにか私たちができることを全部やって。お客さんを一人も逃さないように、2月のステージを迎えたなって。それを思い出して今、泣きそうです。
聖奈:頑張ったよね、あの時。
栞音:準備から本番までの間に、自粛期間もあったりしてね。常に会議はやっていたんですけど、その度に言うことが変わったり、自分たちの中でも葛藤があったりして「どうしたらいいんだろう?」「何が正解なんだろう?」と分からなくなったんですよね。最初は2月のパシフィコまでライブをしない案もあったけど、最終的にはライブを詰め込んでよかった。選択の連続でしたけど、自分たちが納得した形で当日を迎えられました。
愛佳:2025年はアイドルフェスに呼んでもらえる機会が多くて。『@JAM EXPO 2025』では「@ JAM ALLSTARS 2025」の5人に栞音ちゃんが選ばれたり、「IDOL SUMMER JAMBOREE」という企画では私たちが主体となって、ほかのアイドルさんとコラボセッションをしました。数年前は「どうやったら、大型アイドルフェスに私たちも出られるのか」「メインステージにどうやったら立てるのか」が分からずに悩んでいたけど、今年はアイドルフェスにたくさん声をかけていただいて。ようやく認めてもらえた感じがして、嬉しかったです。
栞音:CiONはアイドルとして異色の存在だからこそ、認めてもらえない時期が長くて。「なんで、出られないんだよ!」ってメラメラした気持ちがあったんです。


ーー出られなくて落ち込むのではなくて、むしろ頑張るガソリンになっていた。
栞音:どうすれば出れるのかを考えながら活動していたからこそ、「@ JAM ALLSTARS 2025」に選ばれたり、自分たちメインの企画に需要を感じてもらえたなって思います。ただ出るだけじゃなくて、CiONだからできることーー楽器を演奏して、歌って踊るアイドルがほかにいないからこそ、新しい企画を作ってもらえている状況が嬉しいです。
聖奈:それこそ様々な媒体で、私たちの活動を記事にしてもらえて、いろんな人の目に触れる機会を増やしてもらえた。「Xのタイムラインで見たことがある」と興味を持っていただけたし、夏フェスでも「CiONのステージを観てみるか?」と新規の方が増える機会が多くて。ほかにも、無料ライブなどいろんなイベントをたくさん企画したので、どんどん新しい人を巻き込めた年かなと思います。
杏実:私は地元・栃木県が大好きで、佳子ちゃんと出会った母校の文化祭(宇短附学校祭)に参加できたことが、すごく嬉しかったです。私、アイドル活動を始めた時に、親に猛反対されたんですよ。アイドルをやることに対して、厳しい目を向けられることが多かったから、周りの人に自分の活動を報告しにくかったんです。でも、この1年間がむしゃらに頑張ってきたことで、文化祭に呼んでいただけたのかなと思うし、母校でライブができて感動しました。
佳子:それこそ楽器とボーカルのアイドルって、CiON以外にはいないと思うので、私たちが活躍することによって「こういう形もアリなんだ」とたくさんの人に思ってもらえて、CiONのようなユニットが増えたらいいなって思います。吹奏楽を通った人って、クラシック専門になりがちですけど「佳子さんのように、踊りながら演奏する奏者になりたいです」と言ってくれる方も実際に増えているから、そういう吹奏楽部の子が増えたらいいなって。


ーー下の世代にも影響を与えたい、という思いがあるんですね。
佳子:はい。あと、個人的に嬉しかったのが、雑誌『サックス・ワールド』の表紙をやらせてもらえたこと。学生の頃から読んでいた雑誌だったし、憧れの人が表紙になっていたので、お話をもらった時は「私でいいの?」とびっくりしました。ありがたいことに、表紙の抜擢や連載企画をやらせていただいてから、サックス好きな人とかサックス奏者の方がCiONのライブに来てくれるようになって。アイドル界隈だけでなく、吹奏楽部の子とか楽器をやってる人たちにも存在が広まって嬉しいです!



















