Mrs. GREEN APPLE、SUPER BEAVER、back number、UVERworld……『冬季オリンピック』の舞台を熱く盛り上げるテーマソング

 2月6日から22日まで開催される『ミラノ・コルティナ2026冬季オリンピック』。大会の模様はテレビ各局で中継され、現地にいなくても、私たちは選手たちの勇姿を見届けることができる。この大舞台をさらに熱く盛り上げるのが、放送局ごとに設けられているテーマソングだ。

 テレビ朝日系のテーマソングは、Mrs. GREEN APPLEの「アポロドロス」。同曲は『パリ2024夏季オリンピック』のテーマソングでもあり、当初から夏季/冬季の両方で起用されることを踏まえて制作されたという。疾走感のあるバンドサウンドを主としたパートと壮大なストリングスが鳴り響くパートが混在する構成からは、選手たちの熱戦ぶりとオリンピックならではの祝祭感が想起される。一方で、歌詞からはひとりの人間としての覚悟や苦悩が読み取れ、現代を生きる私たちへのエールソングに仕上がっているのがMrs. GREEN APPLEらしい。ストリングスが目立つパートはもともと10年ほど前に大森元貴(Vo/Gt)が『オリンピック』を意識して制作していたものだといい、そんなバンドとしてのドラマも含めて、希望を照らすような一曲だ。

Mrs. GREEN APPLE – アポロドロス【LIVE from ゼンジン未到とヴェルトラウム〜銘銘編〜】

 テレビ東京系の「ウィンタースポーツ2026」テーマソングは、UVERworldが務める。テーマソングを担当すること、楽曲が「EVER」であることは、昨年12月20日に行われたツアー『UVERworld 2025 WINTER TOUR "BOOM GOES THE WORLD"』の神奈川・横浜アリーナ公演にてサプライズ発表された。発表時に自身の夢や幸せに「気づけてないものが多かった」と、無我夢中で音楽を続けてきた自身のことを振り返って語っていたというTAKUYA∞(Vo/Programming)。「EVER」では、ただただ“好き”で続けてきたことが今の大きな夢に繋がっていることを示すような一節が見られ、特別な存在のように感じられる『オリンピック』の選手たちもきっと同じだったのだろうとあらためて考えさせられる。華やかな舞台で活躍する選手たちの凛々しい姿と、UVERworldの力強いメッセージが重なり、多くの人が勇気づけられるはずだ。

 フジテレビ系のテーマソングは、SUPER BEAVERの「生きがい」。昨年12月10日放送の『2025 FNS歌謡祭』第2夜(フジテレビ系)にて同曲のフルサイズが初披露された際には、熱いパフォーマンスが『オリンピック』への期待を一足早く高まらせた。メンバーが「立ち向かうその背中と、その背中を支える全ての立役者に捧ぐ」(※1)とコメントを寄せているように、楽曲では今日まで自分を信じて見守ってくれた人への感謝が歌われている。これまでにも人と人の繋がりを歌にしてきたSUPER BEAVERらしい、あたたかい気持ちにさせられるナンバーだ。晴れ舞台に立つ選手一人ひとりの軌跡も感じさせるこの曲が、大会を盛り上げてくれることだろう。

SUPER BEAVER 「生きがい」Lyric Video (フジテレビ系2026 アスリート応援ソング)

 NHKのテーマソングはback numberの「どうしてもどうしても」で、昨年末の『第76回NHK紅白歌合戦』(NHK総合)での歌唱も記憶に新しい。爽やかなサウンドと〈この瞬間は僕の番だ〉というフレーズからは、一瞬に懸ける選手の強い想いを感じさせ、積み重ねてきた努力が実を結ぶことを予感させる。同じく『紅白』で歌唱され、コロナ禍でインターハイが中止になったことをきっかけに生まれた「水平線」もそうだが、アスリートの気持ちを汲み取って書かれた歌詞は、学生時代に自身も陸上競技に取り組んでいた清水依与吏(Vo/Gt)だからこそ書けたものだろう。オリンピックだけでなく、受験や就職など大切な瞬間を前に頑張る人へ向けた応援歌としても広く浸透しそうだ。

back number - どうしてもどうしても [Official Audio]

 それぞれのテーマソングが大会に挑む選手たちに寄り添い、彼らの活躍とともに、見届ける私たちにも勇気を与えてくれるはず。4年に1度の冬のスポーツの祭典は、もうまもなく開幕する。

※1:https://realsound.jp/2025/12/post-2240583.html

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