Mrs. GREEN APPLE、数多の記録とともにフェーズ2堂々完結 歩み出した新章に高まる期待

 1月1日、Mrs. GREEN APPLEが“フェーズ3”をスタートさせた。

 “フェーズ2”の活動期間は約3年9カ月。あらためて振り返ると「4年も経っていないのか」と驚いてしまうくらい、本当に濃い時間だったと思う。フェーズ2の開幕を告げたのは、2022年3月18日にリリースされた「ニュー・マイ・ノーマル」。同年、発表された「ダンスホール」は自身最速でBillboard JAPANチャートにおけるストリーミングの累計再生回数1億回を突破し(※1)、2023年末には同曲で『第74回NHK紅白歌合戦』(NHK総合)に初出場を果たした。2024年には、日本のバンドとしては史上最年少でのスタジアムツアー『ゼンジン未到とヴェルトラウム〜銘銘編〜』も成功させた。

Mrs. GREEN APPLE - Blu-ray/DVD 『ゼンジン未到とヴェルトラウム〜銘銘編〜』Official Trailer

 スターダムを駆け上がったMrs. GREEN APPLEは、2025年にデビュー10周年を迎え、アニバーサリーイヤーに相応しく勢いを加速。デビュー記念日の7月8日にはベストアルバム『10』をリリースし、同月末には2日間で10万人を動員したアニバーサリーライブ『MGA MAGICAL 10 YEARS ANNIVERSARY LIVE ~FJORD~』も行った。2025年は6カ月連続で新曲もリリースし、フェーズ2以降に発表した楽曲は全37曲にも及ぶ。楽曲は多くの人の心を射止め、昨年5月に初開催された音楽アワード『MUSIC AWARDS JAPAN 2025』では最優秀アーティスト賞を受賞したほか、Billboard JAPANの年間トップアーティストチャート「Artist 100」では2024年、2025年と2年連続首位を獲得した(※2)。昨年12月末時点で、『10』は累積売上100万枚を突破し、全楽曲の国内累計ストリーミング数はアーティスト史上初となる110億回を達成している(※3)。

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 昨年10月に年内での“フェーズ2完結”を発表して以降も、Mrs. GREEN APPLEは最後の最後まで大切な一年を駆け抜けていった。10月末から12月にかけては初の5大ドームツアー『Mrs. GREEN APPLE DOME TOUR 2025 “BABEL no TOH”』を完走し、計55万人を動員。12月30日に放送された『第67回 輝く!日本レコード大賞』(TBS系)では「ダーリン」で大賞を受賞し、2023年の「ケセラセラ」、2024年の「ライラック」に続く、バンドとしては史上初の3連覇を成し遂げた。翌日、『第76回NHK紅白歌合戦』に出場し、バンドとして初の白組のトリに抜擢された。歌唱曲はフェーズ2最後のリリース作となった「GOOD DAY」で、大勢のダンサーとともに華やかなステージを作り出し、会場全体を巻き込みながら明るいメッセージを届けていった。

Mrs. GREEN APPLE – GOOD DAY(第76回NHK紅白歌合戦 歌唱曲)【LIVE “BABEL no TOH” 2025 December Edit】

 『紅白』の大舞台でフェーズ2を締めくくってから間もない1月1日深夜、Mrs. GREEN APPLEは『CDTVライブ!ライブ!年越しカウントダウンFes.2025→2026』(TBS系)に出演。フェーズ3の初ステージとして、「我逢人」、「ニュー・マイ・ノーマル」の2曲をパフォーマンスした。「我逢人」は2015年に発表された初の全国流通作品『Progressive』の1曲目、「ニュー・マイ・ノーマル」はフェーズ2の始まりのナンバーで、それぞれバンドの歴史を辿るうえで重要な楽曲である。

 1月1日には、バンド公式YouTubeチャンネルにて生配信も行われた。自らノーメイクだと明かし、こたつに入って和やかなトークを繰り広げていた3人。連日のフォーマルな装いから一転、自然体な姿を見せていたことも、活動の切り替わりを感じさせた。配信内では、1月12日に新曲「lulu.」を配信リリースすることや、国立競技場4DAYSとヤンマースタジアム長居を巡るライブツアー『ZENJIN MITO 2026』の開催、5大ドームツアーの映画化も発表された。

Mrs. GREEN APPLE 2026年 元日生配信

 2020年7月の“フェーズ1完結”がそうであったように、今回の“フェーズ2完結”も、長く続いていく活動にひとつ線を引くためのものだ。あえて区切りをつけることで、各フェーズが鮮やかな記憶を保ちながら、次なるフェーズへと進んでいけるのだろう。ついに開幕し、徐々に活動内容が明らかになってきたフェーズ3。土台を築いたフェーズ1、華麗に飛躍したフェーズ2を経て、さらに積み重なっていくMrs. GREEN APPLEの歴史が楽しみだ。

※1:https://www.billboard-japan.com/d_news/detail/117551/2
※2:https://www.billboard-japan.com/special/detail/5050
※3:https://realsound.jp/2026/01/post-2266790.html

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