Hey! Say! JUMPのライブは“圧巻の没入感”で観る者を夢中にさせるーー『S say』東京ドーム公演レポ

仲睦まじいMC、『カウコン』トークでは“除夜カンお兄さん”の話も
たくさんのトキメキやドキドキをもたらしたあとは、MCコーナーへ。「今年もよろしくね」と挨拶を交わしたあと、有岡が「うれ新年」とダジャレを放つと、伊野尾が「なんだか今日はたの新年ですね。もしかしてあなたはちんねんさんですか?」と知念に投げかけると、知念「ああ~そうですね」とコメント。のっけから笑いに溢れたトークを繰り広げる。
そして、有岡は「ちょっとさ、ギアが1、2個あがっちゃう」と切り出し、薮も「毎年こうやって過ごさせてもらってる」と続け、ファンへお礼を述べていく。山田は「スタート一緒にいれて」と新年のスタートをファンと一緒にいられるという意味で言ったものの、“スターと一緒に”と捉えられてしまうと説明する一幕も。
メンバーは、前日の12月31日、大晦日に3年ぶりに行われたカウントダウンコンサート『STARTO to MOVE COUNTDOWN CONCERT 2025-2026』のエピソードで盛り上がる。
薮が「スターがいっぱいいた」と言えば、有岡は「僕たちがカウントダウンライブの時に、先輩にしてもらったことは下に受け継いでいかないといけないなと思って。伝承していかなければならない」と語ると、「たとえば?」と髙木。有岡は「ケータリングに来る子全員に、年越し蕎麦を食え! ってひたすら言い続けました」と告白。これは少年隊の植草克秀から言われ続けてきたことだと話す。
伊野尾はそんな有岡の姿を見ていたと言い、「唯一言えなかった人がいたね」と振ると、有岡はKis-My-Ft2の横尾渉だけには言えなかったと明かした。「別に怖いとかじゃないんだけどね」と説明しつつ、加藤シゲアキにも言えなかったと続けた。
また、timeleszの篠塚大輝にも同じように「蕎麦を食え」と話しかけたところ、「(松島)聡さんと年を越してから食べる約束している」との返答が。有岡は松島を連れてくるように促したところ、篠塚がひとりで戻ってきて、「あの、聡さんもう食べてました」との報告が。ほのぼのとしたオチがついたエピソードに会場からは笑いが起こっていた。
また、「反省会しなきゃじゃない?」と有岡が切り出すと、伊野尾らが深いため息をつく。まずは配信の不具合があったことについて、髙木が「申し訳ありませんでした!」と深々と一礼。薮たちが「思ったよりサーバーが重たかった」とフォローを続け、伊野尾が「Hey! Say! JUMPのデジタル部長だから」と添えていた。
続いたのは「encore」のイントロで定番になりつつある伊野尾による除夜の鐘について。山田が「JUMPでかまそうぜみたいな話になったんです。一発目初登場で、伊野尾ちゃんバンっていって歌って、イントロ始まったらもう“除夜の鐘カンカン”いっちゃおうや! 毎年恒例のね。盛り上げちゃえよって言って、すっごい打ち合わせに打ち合わせを重ねたの!」と実は事前に打合せを行っていたことを明かした。

有岡も「ちゃんと音とか流しながら、このタイミングで喋って、僕が喋り終わったら、あれ? そろそろ聞こえてくるんじゃない? みたいに振りをすると。そしたら伊野尾ちゃんがそれを受けて、除夜の鐘カンカンを全力でやると」、八乙女も「そのあとAメロ歌う髙木も知ってると」と状況説明を続けた。
有岡は「髙木に前もって、伊野尾ちゃんこういうこと言うけど笑わずに歌えるかどうかの確認もしたんです」と言えば、伊野尾も「事前に髙木さんのところに行って、わたくし、Aメロ前で、除夜の鐘カンカン鳴らさせていただくので、そのところよろしくお願いいたします」と丁寧に断りを入れていた。打合せは、スタッフを含めてテーブルを囲んで行われたのだそう。
有岡が「いざ、本番」と続けると、伊野尾は「わたくし、失敗してカンカンとしか言えませんでした……」と、会場の大爆笑をかっさらった。
伊野尾は映像を確認したと言い、その場面は引きの画だったことを明かしたほか、事前に聞かされていた高木も「ギリギリになるって言われてたから構えてたの、音とか超ちゃんと聞いて、そしたら失敗して……余裕ができて、余裕で歌えました(笑)」と当時の様子を鮮明に語った。その後はアカペラで、やり直しをしてみせた。髙木は歌いながら、「たぶんこの人(伊野尾)落ち込んでいるんだろうな」と思いを馳せていたことや、山田と有岡が微妙な顔を浮かべていたことなどを明かし、車の中では大反省会だったという。
そして伊野尾は「今年の年末お会いしましょう!」「いい鐘が鳴らせるように1年コツコツ頑張って、今年の年末に“除夜カンお兄さん”とお会いしましょう!」と、新年の目標のように宣言していた。また、昨日の失敗をこの日の公演で取り戻したと言い、「一富士二鷹三カンカン」を披露した裏側を明かした。
また、2組に分かれて着替えをする合間、カウントダウンコンサートで行われた年男たちによる三輪車レースに出場した髙木と八乙女が振り返った。髙木が「この人めっちゃ速くない?」と称賛。ちなみにリハーサルではなにわ男子の道枝駿佑が1位だったそう。また、年男が4人いるからパワースポットだと八乙女。そしてこの日、八乙女がXを開設したことを報告。薮が戻ってくるとXに対する心構えを指南した。
そして、有岡が「知念喋ったっけ?」と知念に漫談を促すと、伊野尾が「いよ~! カンカンカンカン……」と盛り上げ、知念が一人で花道を歩きながら“知念漫談”がスタート。山田の言葉を受けて「このピンクは健全ピンク」と主張しながら闊歩。「さあ皆さん、2026年になりましたけど、どうですか? 目標を持って今を生きていますでしょうか? 笑っている場合じゃないですよ、もう2027年になってしまいます」と投げかけ、バックステージまで辿りついて折り返し。ファンに語りかけながら「唯一ヘラヘラできる時間」と笑いを誘った。衣装の背中にある地図を踏まえながら、「知念はどういう風に見えてますか?」「意外と知念、大きいんじゃないか? とか」と漫談を続け、“背中”をふまえて「僕たちのこの姿が、ついていきたい背中だと思ってもらえるように。2026年、2027年20周年まで向けて、頑張っていこうと思います」と、縦の花道を往復してみせた。
これにはメンバーが「すごい!」「大人になったね」と相次いで称賛。「一人でしゃべれない」と過去の知念を回顧した有岡の言葉を受けて、知念は「一人でしゃべれるもん!」と胸を張った。「大きい背中だった」「誇らしかったよ」とメンバーがあたたかく迎えていた。























