Hey! Say! JUMPのライブは“圧巻の没入感”で観る者を夢中にさせるーー『S say』東京ドーム公演レポ

Hey! Say! JUMP『S say』東京ドームレポ

 Hey! Say! JUMPが、11月26日に発売した12thアルバム『S say』を携えたドームツアー『Hey! Say! JUMP DOME TOUR 2025-2026 S say』を開催中だ。12月13日の福岡・みずほPayPayドーム福岡公演を皮切りに、愛知・バンテリンドーム ナゴヤ公演を経て、12月29日からは東京公演を1月1日まで開催(12月31日を除く)。ラストは大阪・京セラドーム大阪での3DAYSを予定しており、全国4都市10公演、約46万人の動員を予定している。

 新曲から懐かしのナンバー、そしてシンフォニックなHey! Say! JUMPの新たな魅力が詰まったコンサート。本稿では1月1日に行われた東京公演の模様をレポートする。

ステージセットは“古代図書館”がモチーフに

 開演前からメンバーカラーのペンライトが揺れ、「JUMP!」とHey! Say! JUMPを呼ぶ声に包まれた東京ドーム。今回のステージセットは、古代図書館をモチーフに3つの形に変形する巨大セットが目玉となっており、アルバムコンセプトからコンサートの演出までをメンバーの有岡大貴が手掛けたという。中央に設置された時計台と螺旋階段の高さは約15メートル、左右の古代図書館には約1000冊の本が収納されるなど、細やかな演出が施されている。

 カチカチと時を刻む大きな時計、高くせり上がる7つの噴水ーーダイナミックなセットと荘厳な音楽に包まれながら、Hey! Say! JUMPが特別な世界へと誘っていく。

 メンバーの姿が見えると大歓声に包まれた。まずは、前回のライブ『Hey! Say! JUMP LIVE TOUR 2024-2025 H+』でラストを飾った「UMP」からスタートと、再び夢の続きが展開される。気高く響く鍵盤の音と噴水、のっけから壮大なスケールでパフォーマンス。噴水越しに見るメンバーがより一層輝いて見えた。曲間には、山田涼介がメガネをずらしてウインクをしてみせると、会場の熱気は早くも最高潮に。

 このほか、曲間にはメンバーが挨拶。有岡が「あけましておめでとう! 2026年もHey! Say! JUMPと楽しい1年にしましょう」と声を張ると、メンバーと心を通わせるように大きな歓声を返すオーディエンス。早くも会場の一体感が感じられる、特別な時間を刻んだ。メンバーはトロッコに乗ったり、花道を歩いたりとファンの近くへと顔を見せ、八乙女光が「東京行くぞー!」と声を上げると、「みんな一緒に踊ろうぜ!」と知念侑李も続ける。伊野尾慧が「あけおめ!」、髙木雄也は「こんにちは!」と笑顔を見せ、「楽しいデート楽しみましょう」と誘うと悲鳴のような大歓声が上がっていた。

 Hey! Say! JUMPのコンサートの見どころのひとつとして外せないのが“衣装”。メンバーカラーを取り入れた王子様風の豪華衣装から、メガネなどの小物づかいも巧みで目を奪われる。

 その後もハートを作ったり、メンバー同士がくっついたりとキュートな場面が続いた。また、曲間に有岡から「いのちゃん!」と振られた伊野尾は「一富士二鷹三カンカン!」とドヤ顔を浮かべると、山田が笑顔でサムズアップ。ポップで笑顔に満ちたステージが続いた。

 「GHOST」では映像を使って、さらに不思議な世界へと誘う。巨大LEDや時計台、大階段や螺旋階段、パイプオルガンとステージセットが活き、壮大なスケールのRPGの世界に入ったような感覚に。

 今回、会場では自動制御のFreFlow(フリフラ)が巧みに使われ、カラフルなペンライトのカラーが会場を彩った。ラランド・サーヤが楽曲提供した「SUPER CRUISIN’」ではメンバーが大航海へと出発。ドラゴンが火を噴くと、会場も炎に包まれたり、映像と連動してFreFlowの色が変化したり。会場全体を大きく使い、カラフルに彩って楽しませた。

 伊野尾が高らかに歌い上げてスタートした「encore」では、山田と有岡がアイコンタクトするなど仲睦まじい一幕も。サビ前では、髙木が歌詞に合わせて手を伸ばしたり、薮宏太が伸びやかな美声を響かせたり、八乙女はリズムに合わせて弾むようにノリよく歌唱。最後は伊野尾が投げキスで締めくくった。“目が忙しい”という幸せな悩みを抱えるほどに、メンバー全員がさまざまなパフォーマンスで魅了した。

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