TWS、若さと情熱の結晶――『play hard』で証明された音楽性の深まり 2025年の快進撃を経て開く新たな扉

2025年も残すところあと約2カ月。今年もさまざまなK-POPグループが活躍したが、7月に日本デビューを果たしたTWSの存在感は破格のものがあった。
2024年1月にデビューし、昨年末の韓国の主要な音楽授賞式では新人賞8冠を含む18冠ものトロフィーを獲得したTWS。彗星のごとく音楽シーンに現れた彼らは、今年も大いに活躍する姿を見せた。


2月から3月にかけて日韓で行われたグループ初のファンミーティング『2025 TWS 1ST FANMEETING<42:CLUB>』を経て、待望の作品がリリースされたのは4月21日のこと。彼らは3rdミニアルバム『TRY WITH US』をリリースし、TWSならではの青春の物語を描いた音楽をさらに突き詰めてグローバルの音楽シーンを席巻した。韓国では「HANTEOチャート」(4月22日付)でグループ史上最多となる45万6557枚の売上を記録し、デイリーの音盤チャート1位に君臨。日本ではオリコン「デイリーアルバムランキング」(4月22日付)で7.1万枚を記録して初登場2位に輝くなど、圧倒的な存在感を見せた。
夏を迎えても、彼らの快進撃は止まらなかった。6月にはグループ初の単独コンサート『2025 TWS TOUR '24/7:WITH:US' IN SEOUL』を開催。約1万6000人の観客に加え、日本やアメリカなど37カ国/地域のファンがオンライン視聴で同公演に熱狂した。


そして、7月2日には日本1stシングル『はじめまして』で、ついに日本デビューを果たす。同シングルは、「これぞTWS!」と言えるような胸がキュンとする清涼感に満ちていた。青春ポップソング「はじめまして」と、アニメ『ブスに花束を。』(TOKYO MXほか)のオープニングテーマとなった洗練されたダンスミュージック「BLOOM (feat. Ayumu Imazu)」、デビューアルバム『Sparkling Blue』のタイトル曲の日本語バージョン「plot twist (Japanese ver.)」の全3曲を収録。爽やかな魅力で日本のファンを魅了し、Billboard JAPAN週間シングルセールスチャート「Top Single Sales」(7月9日公開)で首位を獲得した。また、「オリコン週間シングルランキング」「オリコン週間合算シングルランキング」(7月14日付)でも1位を獲得して、記録を築き上げた。
日本デビューに際しては、渋谷で大々的な展開が行われた点にも言及したい。6月30日から7月6日にかけて、SHIBUYA TSUTAYAの1階でポップアップストアを展開。7月1日からはTWSの写真と42(ファンの呼称)から募集した日本デビューのお祝いコメントを掲載した特製フラッグで道玄坂・文化村通路の街燈を彩った。TWSによる‟渋谷ジャック”はSNSでも大いに盛り上がり、そうしたトピックを背景に、7月から8月にかけては、日本ツアー『2025 TWS TOUR '24/7:WITH:US' IN JAPAN』を開催。6都市のホールとアリーナを巡り、およそ5万人の42と交流した。


そんなTWSが10月13日、4thミニアルバム『play hard』をリリース。ついに本日、10月30日に日本でも発売された。アルバム名に「若さと情熱をすべて捧げて全力で取り組もう」という意味が込められた今作は、TWSの爽やかかつキャッチーで親しみやすい音楽性を軸としながらも、今年彼らが続けてきた音楽的な挑戦とその成長、そして新たな一面を存分に楽しめる作品に仕上がった。
1曲目の「Head Shoulders Knees Toes」は、ストリートっぽさを感じるHIPHOPをベースとした、クールで情熱的なエネルギーに満ちた楽曲。「僕たちに限界はない」が曲のテーマで、途中に組み込まれた洗練されたメロディラインでは、メンバーによるクリアな高音域の歌声がアクセントとなっており、今作の物語を始めるのにふさわしい一曲である。タイトル曲「OVERDRIVE」は、エレキギターの音色が印象的な明るく華やかなロックサウンドが印象的。歌詞にはグループへの熱い愛情を抱くJIHOONのストーリーが取り入れられ、TWSらしいはつらつとした世界観を楽しめる楽曲である。
3曲目に収録された「HOT BLUE SHOES」は、ジャジークラブビートの上に808ベースを加えたHIPHOPジャンルの一曲に。筆者は、これまでのTWSにはない新しい雰囲気のサウンドだと感じた。HIPHOP的なビートではありながらも、そこに流れるのは楽しく熱いエネルギー。普段はあまりHIPHOPに触れていない人でも、かなり聴きやすく、間口が広いのがこの曲のポイントだ。4曲目の「Caffeine Rush」はミディアムテンポの楽曲。温かみのある心地好いアコースティックギターとグルーヴィーなベース、軽快なホイッスルサウンドによって幻想的な雰囲気をまとっている。
5曲目は「overthinking」で、ハウスのビートが土台となった疾走感のある洗練されたサウンドは独特の中毒性がある。少年から大人へと成長へ向かうTWSの、より大人っぽい魅力を引き出した楽曲だ。6曲目の「Here For You」は、愛する人のいちばん近くにい続けるという決意を込めたTWSなりのファンソング。DOHOONが作詞に加わり、アコースティックギターを使ったシンセポップベースのサウンドのなかで6人のあたたかな歌声が響くのが印象的で、今後ライブの定番曲になることが予想される一曲でもある。
『play hard』を全曲通して聴くことで感じられるのは、6人が表現者としてまた一回り大きく成長したということだ。10代の青い少年時代から少しずつ卒業し、成熟した20代の大人へと近づいた彼らが、これからの自分たちが最大限に見せられる表現を追求していることが多彩な6曲から窺えた。爽やかではつらつとしていて、誰もが親しみやすい音楽。その軸は貫きながら、さまざまなジャンルに挑戦して、どんなカラーの楽曲にも染まれるのがTWSだ。常に挑戦を止めず、成長し続け、新しい表現の扉を開いていく――。そんな彼らの姿こそが、多くのファンを惹きつけて離さない理由なのかもしれない。
6人は今後、韓国の大規模音楽授賞式『2025 MAMA AWARDS』や日本の『COUNTDOWN JAPAN 25/26』への出演が決まっている。年末まで多くのファンを魅了しながら駆け抜けていくTWSの勢いは、まだまだとどまるところを知らない。
■リリース情報
4th Mini Album『play hard』
発売中
発売URL:https://TWS.lnk.to/playhard_jpPR
配信URL:https://tws.lnk.to/playhard_jpEM
一般盤
・形態:play mode/hard mode
・3,080円(税込)
COMPACT Ver.
・形態:1バージョン(計7種のうち1種ランダム)
・1,870円(税込)
TWSオフィシャルサイト:https://www.pledis.co.kr/artist/detail/TWS/
日本オフィシャルサイト:https://tws-official.jp/
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