yousti=小林由依、ソロ活動では寂しさも? 櫻坂46 的野美青の成長に感動「親心みたいなものを感じた」

小林由依がソロプロジェクト・yousti(ユースティー)として、1stミニアルバム『yousti』を8月27日にリリースした。その発売を記念した記者会見がソニー・ミュージックエンタテインメント本社にて開かれ、小林がソロアーティストとしての意気込みやミニアルバムに込めた思いを語った。

同作のリード曲「day dreamer」では初の作詞に挑戦し、自身のアーティスト名、そしてミニアルバムのタイトルでもある「yousti」に込められた「がんばりすぎなくていいよ」「逃げてもいいよ」「身を委ねていこう」というメッセージを表現した。「day dreamer」を書き上げるまでには3週間ほどかかったといい、「気恥ずかしさはあったんですけど、いろんな方が『day dreamer』いいねと言ってくださって、そこから自信が持てるようになりました」と語った。
MVでは“day dreamer=白昼夢”をテーマにした非現実的な空間がCGで表現されており、ネガティブなイメージを持つ“現実逃避”が明るくポジティブに描かれている。撮影では全部で9着の衣装を着ており、小林のお気に入りは雷に撃たれているシーンだと明かしていた。

会見中盤からは、芸能活動10周年にかけて、10個の質問に答えていった。20枚のくじが入ったボックスから小林が最初に引いたのは、「グループ活動とソロ活動での大きな違いは?」という質問。「メンバーがいないことが大きな違いかなと思いますね。こういう記者会見という場でも、同じ気持ちを持って隣にいてくれる人がいないのは、まだ寂しい感情もあるんですけど、それも乗り越えて、一人でもちゃんと自信を持ってここに立っていられるようになれたらいいなというのが目標でもあります」と小林はまっすぐに答える。
また、「youstiとしての目標は?」という質問には、単独ライブが目標だと宣言。「曲数も少ないですし、ファンの皆さんにもまだまだ知られてないと思うので、いつかyoustiとして単独でライブができたらいいなと思います」と話す。MCから「目指す会場はありますか?」と更問いをされるも、「大きな会場の方がいろんなものができることが多いと思うので……目指して頑張ります」と自信なさげに返答。後の質疑応答では、言葉を濁していたことをツッコまれ、「ここで東京ドームとか言える自信があったらいいんですけど、自信が底辺にある性格なのでなかなか言えないんです……。一つひとつ小さい会場から、いずれは大きい会場でできたらいいなと思います」と謙虚な姿勢を見せていた。

ソロアーティストとして参考にしているのは安室奈美恵だそうで、「ステージに立った時の存在感みたいなものも今後、私もそんな風になれたらいいなと思います」とコメント。櫻坂46の全国ツアー『5th TOUR 2025 “Addiction”』は東京ドーム公演を観に行ったとのことで、ファン目線に立ったことにより、Buddies(櫻坂46ファンの呼称)の応援の温かさをより感じたと小林は話す。「こんなにも愛と熱量を持って応援していただけるグループになってるんだなっていうところと、そこにいたんだなっていう誇らしさでいっぱいになりました。私もそうやって、ファンの方からこれからも愛していただけるような活動をyoustiとしてできたらいいなというのも思っていました」とグループの活動が自身の刺激になっているようだ。
櫻坂46の最新シングル曲「Make or Break」でセンターを務める的野美青は、小林を憧れの存在として慕ってきた。「ずっと的野美青は自虐しがちというか、私なんてみたいなタイプではあったんですけど、それがセンターをやっている姿を見ると、自信にあふれて堂々とそこに立っている姿を見るので、私が知らない時間も努力したりとか、センターというものが自分の中に落とし込めるぐらいに自信を持ってできるようになったのかなと、ちょっと親心みたいなものを感じました」とはにかむ小林は、「後輩の子たちから『小林さんが憧れでした』と言ってくれることに関しては、後輩の子が成長するにあたって、こんな子たちに憧れられてたんだなと、私にとっても自信に繋がりますね」と嬉しそうに語っていた。

なお、音楽活動ではyoustiの名義、モデルや俳優としての活動の場合は小林由依として使い分けやっていく予定だ。























