さらなる進化を遂げた韓国フェス『Asian Pop Festival』 GogohawkとBialystocks、親和性の高いラインナップのステージ


そして、出演順に納得したのが、そのBialystocksの前に同じ「CITY STAGE」に登場したBek Hyunjin(ペク・ヒョンジン)です。彼は、音楽家であり、俳優であり、監督であり、芸術家として展覧会も定期的に開催。まさに総合芸術家です。私はあまり観ないのですが、韓国ドラマを観ている方なら一度は見ているであろう俳優で「嫌味な中年男性のキャラクター」を演じさせたら右に出る者はいないのだとか。その圧倒的な表現力が、演技だけではなく音楽という形でも発揮されている方なのだと思われます。チノパンにブルーのTシャツというカジュアルな服装でフワッと現れて、ゆらゆらとリズムに乗りながら歌うのですが、すごい存在感のあるステージでした。バンドはギター、ドラム、鍵盤、ウッドベースにサックスやクラリネットにスーザフォン! マーチングバンドなどで肩から担いでいで演奏される朝顔みたいな形のアレです! びっくり! ジャズやブルースも感じるし、歌謡曲的な憂いも感じるけれど、穏やかな気持ちになる独特な時間でした。俯瞰して人生を見渡すような音楽性は、それこそ映画的でもあるし、Bialystocksと相性がいいなと思いました。Instagramには彼のアート作品も載っているのですが、日本で個展があれば見に行きたいと思いました。






進化する『Asian Pop Festival 2026』の日程が2026年5月30、31日とすでに発表されていますので、ぜひチェックしてください。レポートは次回に続きます。

























