CUTIE STREET ソロインタビュー Vol.3:梅田みゆ「ファンの人を絶対に幸せにする」 憧れを追いかけて出会った“天職”

CUTIE STREET 梅田みゆ ソロインタビュー

常に考える、グループのためにできること

CUTIE STREET 梅田みゆ インタビュー 

ーーCUTIE STREETとして活動が始まって、もうすぐ1年が経ちますが、今どんな気持ちで毎日を過ごしていますか?

梅田:今がまさに頑張り時だなって思います。なにより救われているなと思うのが、メンバーとの関係性でストレスや不安、不信感が全然ないことなんです。信頼できるし、任せられるし、尊敬しているからこそ、いい意味で負けたくないっていう気持ちもあって。このメンバーで一緒に活動できていることが本当に幸せです。きっとこの時間は、人生の中でいちばんの財産になるんだろうなって確信していて。しんどいこともあるけど、将来振り返ったときに一番楽しかったなって思える時間なんだろうなって。

ーーたくさんの出来事があったと思いますが、特に印象に残っているエピソードは?

梅田:一番に思い出すのは、『TIF』(『TOKYO IDOL FESTIVAL』)でのデビューステージです。お披露目の場が『TIF』で、しかもKAWAII LAB.からのグループということで期待されていたので、すごく緊張しました。でも、やっとステージに立てるという気持ちも大きくて。期待と緊張とが入り混じって、本当にいろんな感情がこみ上げてきたステージで、今でも一番印象に残っています。

ーーやっぱり『TIF』は、特別な思い入れがある場所なんですね。

梅田:昔、彩乃と一緒にアイドルグループをやっていた頃、『TIF』のステージってすごく大きな存在で。『TIF』に出るようなアイドルってすごいなって思っていたんです。その後、グループは解散してしまったけど、彩乃も私も「またアイドルがやりたい」という気持ちは一緒で。私が事務所を辞めてKAWAII LAB.を目指すことを決めたあとも、定期的に会って相談もしていて。そのときに、「またアイドルになって、『TIF』のステージで会おうね」って約束したんです。だから、デビューステージが『TIF』だと聞いたときは本当にびっくりして。同じグループとしてその約束を果たせたことがすごく嬉しかったし、感慨深かったです。

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ーー活動して、そろそろ1年が経とうとしていますけど、その中で「自分、変わったな」「成長したな」と感じることはありますか?

梅田:自分で言うのも恥ずかしいんですけど、めっちゃ成長していると思います(笑)。

ーーいいことですね(笑)。

梅田:デビューした時って、正直、メンバーの中でもギリギリで選ばれたというか、最後まで悩まれた存在だったと思うんです。振り入れも苦手で、みんなよりも覚えるのに時間がかかって、ダンスも歌も、ほんとに下手くそで。でも今は、ほんの少しずつですけど、振り入れも早くできるようになってきて。

 この前、ミサさんやダンスの先生から「歌、うまくなったね」って言ってもらえたんです。その先生は、私がKAWAII LAB. MATES(KAWAII LAB.でのアイドルデビューを目指す次世代メンバーの総称)の頃から見てくださっている方なんですけど、当時は本当に怖くて怯えるくらいだったんです。でも負けず嫌いだから、「この先生に褒められたい」ってずっと思っていて。最近リハーサルを見てもらったあと、「すごく成長したね」「アイドルになったね」って言ってくださって。もう嬉しすぎて。その先生に褒められるのが、私にとって一番嬉しいことなんです。ずっと必死にやってきた中で、ちゃんと見ていてくれた人がいたんだって思えて。ほんとに頑張ってよかったなって思いました。

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ーーグループの中で、みゆさんは自分の立ち位置をどう感じていますか?

梅田:私は年齢が下から2番目なので、お姉さんってわけでもないし、ぱる(桜庭遥花)がいるから末っ子でもなくて。みんなに頼ってばかりなところもあるんですけど、日頃から忘れっぽいので、メモをめちゃくちゃ取るようにしているんです。この前、ツアーについてみんなでたくさん話し合ったんですけど、次のスタッフさんとのミーティングでちゃんと伝えなきゃと思って、急いで全部メモしていたんですよ。みんなが話し終わった時に、「何話したっけ、メモしなきゃ!」って話になって、私が「メモしてるよ!」って言ったら、みんなが、“しごできベイビー”ってつけてくれて。きゅーすと(CUTIE STREETの略称)の書記だねって(笑)。

ーーまさに、“しごできベイビー”ですね。

梅田:その次のミーティングでは、みんなが話していたことを整理して、この順番で話すとわかりやすいかなって考えて。ミサさんとのミーティングでも、「こういうことがしたいです」「ここはこう進めたいです」って、自分なりにちゃんと伝えることができました。

ーー自分の中で「ここをもっと伸ばしたい」とか、「これは課題だな」って感じている部分ってありますか?

梅田:ずっと課題にしているのはダンスですね。自分がもっと成長すれば、グループのレベルも上がると思っていて。あとは歌も、もっと上手くなりたい。みんなすごく個性が強いなって感じていて。私は性格的にもバランスを取っちゃうタイプなんです。たとえば、みんながズーンって落ち込んでいる時には明るくしなきゃって思っちゃうし、自然と空気を読んで動いてしまう。だからもっと、自分自身の個性とかキャラみたいなものを見つけて、グループの中でもっと個性を磨いていきたいと思っています。

ーーちなみに、メンバー間の普段の雰囲気的にはどんな感じなんですか?

梅田:個性が強いって言うと、癖が強いって意味にとられがちかもしれないですけど、私たち、めちゃくちゃ仲良しなんです。8人全員でご飯に行きたがるくらい気も合うし、雰囲気もすごくいい。いい意味でアイドルらしくないっていうか。例えば(板倉)可奈は、かっこいい楽曲でバチバチに踊れる。そういう振り切り方ができるのって、実はアイドルではあんまりいないタイプのキャラだと思ってて。なぎ(真鍋凪咲)も、歌や声量が本当にすごくて、歌手みたいな表現もできる人。もちろんアイドルらしいパフォーマンスもできるけど、それだけじゃない。そういう幅の広さが、グループとしての魅力にもなっているんだと思います。

ーー最後に、梅田さん個人としての今後の目標や想いを聞かせてもらえますか?

梅田:最近は本当にグループのことばかり考えていて。今すごく目標にしていることは、自分を好きになってくれた人、見てくれている人、ファンの人を絶対に幸せにするってことなんです。いまも「幸せを与えてくれる存在」って言っていただくこともあるんですけど、もっともっと大きなステージに連れていきたいし、ついてきてほしいと思うからこそ、絶対幸せにしなきゃって気持ちが強くなっていて。今はひたすら頑張っている途中だけど、もっと大きくなった時に、ちゃんとファンの方を幸せにしたい。それが今の私の目標です。

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