『ダンバト』ファイナリスト16人に徹底インタビュー LDH発『D.LEAGUE』チームへの切符を掴むための決意

中屋京太朗・山田悠世・佐々木琥太郎・鳥居大和 オーディションを通じて生まれる友情

――皆さんの自己紹介をお願いします。
中屋京太朗(以下、京太朗):中屋京太朗、16歳です。昔からニュースタイルのヒップホップを習っていて、激しいダンスが得意です。誰とでも仲良くできたり、サッカーをすることも好きです。
山田悠世(以下、悠世):山田悠世、18歳です。自分のアピールポイントは勢いと明るいところです。音楽が好きで、時間ができたら地元のレコード屋さんに行っています。
佐々木琥太郎(以下、琥太郎):佐々木琥太郎、18歳です。ダンス専門高校卒業で、動物が全般的に大好きです。将来は家を動物園にしたいと思っています。
鳥居大和(以下、大和):鳥居大和、19歳です。人間味があって、ダンスでも素直に自分の気持ちを表現できると思っています。コーヒーが大好きで喫茶店によく行きます。
――今日は一日番組収録を密着させていただいていますが、京太朗さんはカメラを向けられるとそれに応えてしっかり目線を向けるところが印象的でした。
京太朗:自分は目立ちたがり屋で、カメラを向けてもらえると嬉しいんです! もちろん、ダンスが一番輝けるし、ダンスで目立ちたいという思いもあります! なので、ダンスでも、それ以外の時も、カメラに積極的に向かっていくようにしています。
――隣の悠世さんから見て、京太朗さんはどんな方ですか?
悠世:気が合うので、めっちゃ好きです! 自分が落ち込んだ時にも助けてもらっていますし、隣で踊っているだけで自分のモチベーションが上がったりします。京太朗がいるから頑張れるところもあるくらいに、自分にとって京太朗は大きな存在です。
京太朗:山田くんとはレッスン後もホテルでいろんなことを話したり、たくさん刺激し合える仲です。
悠世:好き好き同士。
京太朗:ラブラブ、両思いです。何でも話せる仲というか、喋りやすい。昨日もたくさん話しました!
――ちなみにどんなことを話したんですか?
悠世:好きな音楽とか、ライフスタイルの話も。
京太朗:ダンスの話とかも。何でも相談に乗ってくれます。
――ダンス歴が15年なんですよね。そこは誇れる部分でもありますよね?
京太朗:2歳から姉の影響で教室に通っていましたが、高校に入るタイミングでダンスの環境が変わり、ヒップホップの面白さやダンスの深さを改めて感じるようになりました。そこからはダンスしかすることがない! って感じで過ごしています。やってきたダンスは、ミドルスクールのスタイルで。バトルに出ながら、気持ちをぶつけるダンスで生きてきました。
――琥太郎さんは、動物が好きという、ほかの皆さんも知らないような一面が出てきましたけど、動物の中では何が好きなんですか?
琥太郎:爬虫類も好きです! あとは、猫、犬、カエル、ウズラなど、なんでも好きです!
一同:ウズラ(笑)?
琥太郎:ワニも飼いたいですし。一番飼いたいのはホワイトタイガーですね。動物と戯れてると、僕の人間くささがなくなって。僕も猫になったような気持ちで現実逃避できます。
――大和さんから見て、琥太郎さんはどんな方ですか?
大和:バトルが強い印象なんですけど、コレオも上手いし、構成を作るのも番組を通して上手いと思ったし、一緒に作っていてすごいと思うこともありますね。
琥太郎:大和に何か言われると嬉しいんです。大和は同い年ですが、ダンス面でも人間面でも男らしい風貌も、全部リスペクトしているので、大和が褒めてくれた時は嬉しい。僕が猫なら大和はタイガーで、僕がタコなら大和はワニみたいな(!?)。
――最後のは分かりそうで分からないですが……(笑)。大和さんはご自身が、人間味があるタイプと話していましたが、そのことについて詳しく聞かせてください。
大和:僕は気持ちの浮き沈みが激しいタイプで、自分の素を出せるのは家しかなかったんです。でも、オーディションの3次審査が終わった時に、悔しくて我慢できずに泣いてしまって。合宿が始まってからも泣いたりして、自分の感情を家以外の場所でも表現できるようになりました。自分の中で心を解放できる場所は貴重だと思っているので、そういった意味で、この場に来れたことは嬉しいです。
――皆さんから見て大和さんのその変化は感じますか?
京太朗:確かに泣いているのは初めて見たかもしれないです。
大和:京太朗は割と長い仲で。オーディション前から一緒に踊っていました。
京太朗:地元(名古屋)が一緒なので、気づいたら仲良くなっていて。お兄ちゃん的存在で、いつもお世話になっています。大和くんは、僕たちの前ではあまり感情を見せないタイプなので、合宿で泣いているのを見た時は自分も泣きそうになりました。
「自分の人生を本気で変えようと思った」(大和)

――7月11日の有明アリーナでの最終審査に向けた思いを聞かせてください。
京太朗:自分は3次審査から合宿審査、最終審査までずっと1位通過を目指していたのですが、結果としてどっちも1位は取れなくて悔しかったです。今回の有明アリーナでは1位で通過をするために、死の物狂いで頑張りたいと思いますし、欲を言わせてもらえれば……素直に、ファンが欲しいです!
悠世:僕は正直、オーディションを受けた当初は最終審査まで進めると思ってなくて、一生懸命練習をしているうちに自分のスキルだったり、心の変化があって、少しずつ自信を持てるようになってきました。7月11日の有明アリーナでは今までの思いを全部出し切って、受かった先を見据えて頑張りたいと思います。
琥太郎:僕は今まで歩んできた人生の喜怒哀楽を全て注いで、終わった後にしばらく寝込んでもいいくらいに、お客さん全員の心を動かす踊りを見せられたらと思います。
大和:オーディションを受けようと思ったのも、自分の人生を本気で変えようと思ったからです。それが変わる瞬間が7月11日なので、受かる、受からないの話ではなく、出し切るか、出し切らないかだと思っているので、素直に頑張りますの一言です!


















