風男塾、日本女子ソフトボール『ニトリ JD.LEAGUE2024』公式応援団就任　テーマソングで選手を後押し

　7人組男装ユニット・風男塾が、日本女子ソフトボールリーグ『ニトリ JD.LEAGUE2024』の公式応援団に就任した。

　今回のリーグ公式応援団に就任するのに際し、4月2日、東京・新宿区にある日本オリンピックミュージアムでメンバーへの囲み取材会が行われた。

　応援団就任に関して、柚希関汰は「本当に光栄に思います。俺たちは『人を元気にする』をモットーに活動しているのですが、そんな俺たちだから見せられるパフォーマンスで、（『JD.LEAGUE』の）今シーズンを盛り上げていきたいなと思っております」と力強くコメントした。

　また、今回の応援団就任にあわせ、風男塾が歌うリーグ初の公式テーマソング「FOCUS!」が書き下ろされた。「曲のタイトルが『FOCUS!』ということで、集中という意味が込められているんですけれども、ソフトボールの魅力でもある“一瞬”や“一球”への集中に、この楽曲が後押しになったら」「みんなでこぶしを突き上げて盛り上がれる箇所もあるので、選手の皆さんにも踊っていただいたり、『JD.LEAGUE』を盛り上げる楽曲になればいいなと思っております」と、関汰は楽曲を紹介しつつ、公式テーマソングを務める意気込みを語った。

　昨シーズンの試合で始球式のピッチャーを務めた凰紫丈源は「俺たちが全力で応援するので、本当に気持ちよく、そして悔いがないようにしてほしいなと思います」と選手にエールを送った。

　囲み取材の終盤では、関汰がグループを代表して挨拶。「応援団に就任するというのはとても光栄なことで、俺たちも大喜びしていたんですけれども。風男塾は歴史も長くて16年目に突入しまして、メンバーもかわるがわる繋いできた風男塾だからこそ見せられるようなパフォーマンスで、『JD.LEAGUE』を盛り上げていきたいなと思っております」と、熱い思いを述べて取材会を終了した。

　その後、風男塾は同日に行われた配信トークショーの中で「FOCUS!」をパフォーマンス。同楽曲は、歌詞に込められたストレートな応援メッセージがリスナーの心に刺さるアンセムに。『JD.LEAGUE』の公式応援ソングではあるものの、リスナーの人生の転機に寄り添い、背中を押してくれそうな大きなエネルギーに満ちた楽曲に仕上がっている。ダンスの振付には、ソフトボールのピッチャーがボールを投げるしぐさも組み込まれているほか、終盤では右手のこぶしを振り上げながら笑顔で歌うメンバーの力強い歌声が響き、観る者の高揚感を誘った。

　このパフォーマンスは、複数名の現役ソフトボール選手も観覧。ホンダリヴェルタに所属する塚本蛍選手は、パフォーマンスを観た感想について「ダンスと歌と、試合に入る前のアドレナリンが出てくる」「試合前にしっかり聴いて頑張りたいと思います」と興奮気味にコメント。日本精工ブレイブベアリーズの弓納持あみ選手も、「すごくストレートな歌詞が心に響きました」「これを聴いて、（リーグの）開幕も頑張りたいと思います」と笑顔で語り、応援ソング「FOCUS!」は選手陣からも好評の様子だ。

　最後に関汰が選手への応援メッセージをコメント。「俺たちが選手のみなさんにたくさん、全力でエールを届けられるようなパフォーマンスをしていきたい」「“一瞬”や“一球”への集中の後押しになれたら」「精一杯パフォーマンスさせていただきたいなと思っておりますので、よろしくお願いいたします！」と、元気よく、明るい表情で言葉を紡ぎ、囲み取材会ならびに配信トークショーの風男塾出演パートが終了した。

　風男塾が歌う「FOCUS!」は、今後4月12日より開幕する『ニトリ JD.LEAGUE2024』の各試合会場にて流れる予定となっている。