SixTONES 髙地優吾が持つ“現代にぴったり”のリーダーシップ 優しくまとめる新しい先輩像
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— ワイルドトリッパー!! 公式 (@wildtripper2025) March 5, 2025
このような、髙地の挑戦は他にもある。例えば今年4月から配信されている『ワイルドトリッパー!!』(Prime Video)では、髙地がTEAM NACSの戸次重幸とタッグを組み、後輩のジュニアたちとともに過酷な旅に挑戦中だ。台本なし、野宿あり、スマホ検索NGという、ハードなルールの中で進行するこの番組は、粉雪の舞う広野を舞台に、“ワイルドプランナー”の戸次が考案した様々なミッションに髙地らが挑むというもの。そんな北海道での過酷な旅は、「かっこいい大人になりたい」「人としての経験値を増やしたい」という髙地たっての希望で実現したという。
この旅が始まる前に行われた戸次との対談では「後輩とあまり仲良くなくて……」と告白。髙地が弟気質であるがゆえ、年上とのコミュニケーションは得意だが、後輩の面倒の見方が分からないと語った。戸次からは「それも経験の一つだから!」と背中を押されエピソード1では、後輩の菅田と千井野空翔が登場。海辺に3人――都会のような公共交通機関網はなく、車の往来も少ない中でヒッチハイクでも苦戦続き。後輩とのコミュニケーションが苦手としつつも、初回から容赦ない過酷な旅を通して少しずつ仲を深めていった。
Happy Birthday 髙地優吾さん🎂
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— ワイルドトリッパー!! 公式 (@wildtripper2025) March 7, 2025
最新話の、元木湧(少年忍者)と松尾龍(SpeciaL)と旅を続けるエピソード4では、スーパーマーケットで買い出しをしたついでに、雪上テント泊のお助けアイテムとしてダンボールを手に入れた。髙地がダンボールを一つだけ手に入れると、すかさず松尾と元木からツッコミが。「俺ら冷たいじゃないですか」と言う松尾に「じゃあ取ってくればいいじゃん」と促す髙地。「なんかズルいっすわ」とこぼす元木を横目に、髙地は「こうやって成長していくんだろうな、後輩たちって」としみじみ。スタジオでは、髙地がVTRを受けて「過酷を経験してもらわないと!」と思いを明かしていた。
実は、髙地がダンボールを取りに行っている間、元木と松尾が重い荷物を背負う肩の痛みや疲れなど、弱音を吐いていたのだ。それをスタッフから聞いた髙地は、明るい雰囲気でユーモアを盛り込みながら2人に渇を入れていたと明かされた。また、戸次の後輩であるオクラホマ・河野真也が登場した場面では、カメラ映りを考慮したのか元木の立ち位置をさりげなく誘導する場面も。エピソード1での戸次との対談を思えば、髙地の成長ぶりも明らかだ。後輩とのコミュニケーションにも慣れてきた様子で、子を見守る親心のような一面を覗かせた。
髙地は、かねてからバラエティ番組でのコメントや盛り上げ力に定評がある。芸能界のスタートはバラエティ番組『スクール革命!』(日本テレビ系)。実に10年超のキャリアの持ち主であり、さらに温泉ソムリエやキャンプインストラクターの資格を取得し、それを活かした出演も増え続けている。『ラヴィット!』(TBS系)の「なすなかにしのおじさんツアー」などのロケ企画で共演したなすなかにしなど、年上のお笑い芸人と仲が良いことでも知られる。SixTONESのYouTubeチャンネルでも、『【髙地優吾の休日~第4弾~】小田中西でゴルフドライブトーク!!!』と題して、おいでやす小田となすなかにしの中西茂樹を招いてゴルフドライブを楽しんだことも。髙地は「こんなに仲が良くなるとは思わなかった」「楽しくて、楽しくて」とつぶやいていたのが印象的だ。
一方、『ワイルドトリッパー!!』では、髙地が先輩という立場でありながらも、キャンプインストラクター資格で得た知識を活かしながら、後輩たちと同じように、時には率先して動く姿が見られる。後輩に指摘する場合も、笑顔を保ちながら、笑いを盛り込んで促すのが髙地らしい。立場はどうあれ、自然との戦いでもある状況下で、番組としての面白さを求められながら、仲間と目標に向かって意識を高めていく姿も頼もしい。髙地の優しい人柄が節々で感じられ、根底にある「かっこいい大人になりたい」「経験値を増やしたい」という目標が伝わってくる。
様々な番組を通して見えてくるのは、相手が誰であれ、礼儀礼節を持ちながらフラットに接する髙地の姿だ。笑顔が印象的で、万人に好かれる親しみやすさがあり、だからこそまとめる力もあるのだろう。最近では髙地本人の希望で年齢を非公表にしたことが話題になったが、おそらく本人の意図とは違う角度ながらも、年齢の差にこだわるよりも、優しさをもって接することの大切さを教わる。そんな髙地の先輩から後輩までを優しくまとめるリーダーシップは、現代にふさわしいコミュニケーションと言えそうだ。





















