SixTONES ジェシーだから演じられる『ビートルジュース』の世界観 6人全員が舞台でも活躍
SixTONESのジェシーが主演を務めるミュージカル『ビートルジュース』が5月9日に初日を迎えた。
ビートルジュース、稽古全日程を終了しました‼️🎊🎉いやあ、楽しい一ヶ月だったなあ🤩これから2ヶ月も本番が続くのかと思うと、なんて贅沢をさせてもらってるんだろうと思います🤣どうせ毎日、ジェシーが違うことやるんだろうし、楽しいに決まってるよなあ、本番😍5月9日から28日まで日生劇場、6月4日… pic.twitter.com/ShykOvEAaU
— 福田 雄一 (@fukuda_u1) April 30, 2025
本作はティム・バートン監督の映画『ビートルジュース』(1988年)を原作に、2019年にブロードウェイで初演。2023年には日本オリジナル版として演出を福田雄一が担当。ジェシーにとって初めて主演を務めたミュージカル作品となった。2023年の初演時には大きな反響を呼び、今年再演が決定。今回もジェシーが主演を務めるほか、リディア役には前回に続き清水美依紗と、新たに山﨑玲奈が加わりWキャストでの上演となる。
初演時からジェシーとアドリブ交じりの掛け合いで楽しませたアダム役の勝地涼をはじめ、アダムの妻・バーバラ役の愛加あゆ、アダム夫妻の死後に彼らの家に引っ越してきたチャールズ役の吉野圭吾、恋人のデリア役の瀬奈じゅんも引き続き出演する。
2年ぶりの再演に向けて稽古が始まると、演出の福田がX(旧Twitter)で現場の雰囲気やジェシーの様子を投稿していたほか、カンパニーメンバーの投稿からも上演が待ちきれないという空気感が伝わってきた。
初演時、福田がビートルジュース役にジェシーを起用した理由について、2023年版パンフレットによると、エンターテイナーとしての能力が求められる役柄を踏まえて、ミュージカル界よりもテレビ界で活躍する人の方がやりやすいのではと、ジェシーのエンターテイナーぶりを評価したことがきっかけだったという。
バラエティ番組に出演する度に様々なギャグを繰り出してはお茶の間を楽しませてきたジェシー。テレビ番組で彼自身が語ってきたことだが、10代の頃は大人しく、テレビ番組出演時には「ジェシー喋って」というカンペを出されたこともあったという。そこから徐々にエンターテイナーとしての才能が開花し、いまやジェシーといえば楽しい、面白いと笑いをもたらしてくれる存在という印象へ変化していった。2023年には『ドリフに大挑戦!夏だ!コントだ!大笑いSP』(フジテレビ系)に出演し、長きにわたりお茶の間に笑いを届けてきたザ・ドリフターズのメンバーと共演を果たしたことも。
『ビートルジュース』では、歌にダンス、演技と、ジェシーが10代の頃から研鑽してきたアイドルならではの技の幅広さに、“お笑い”の要素を加えた役柄で、ジェシーにぴったり。これぞエンターテイナーという、彼にしかできないステージで楽しませる。実際に、劇場では客席では何度も笑いが起こり、ミュージカル作品でここまで頻繁に笑い声が響く作品も珍しいと、そんなところからも驚かされた。
ちなみに、2023年版のパンフレットの中で、「死ぬまでにやっておきたいこと」の問いにジェシーは玉置浩二のライブへ行くという夢が叶ったことから、「次は会って話したい」と綴られていた。この2年の間でジェシーは玉置と対面を果たし、さらには6月4日にリリースされるSixTONESのシングル『BOYZ』の初回盤Aには、ジェシーが作詞を、そして玉置が作曲を手がけたソロ曲「虹、僕」が収録されるのだ。夢は叶う、あるいは夢は叶えるものなのだということを、ジェシーの姿から改めて教わった。



















