ACEesが描く新たな“PROLOGUE” 「走った先には明るい未来が待っていると信じて」ーー東京公演を振り返る

ACEes初全国ツアー『PROLOGUE』東京公演

囲み取材ではメンバー同士の関係性が垣間見える発言も

 そして、この日のMCではステージ上での公開囲み取材も行われた。「ファンの皆さんと初めて会っていかがですか?」という質問には、那須が「始まるまでドキドキしてたんですけど、ファンの方が温かく迎えてくれて、応援していただいているんだなって感謝を感じました」と答え、浮所は「(今回のツアーは)その感謝を伝えるセットリストにしているので、そこも注目してほしいなと思います」と付け足した。新しいグループになってからメンバーへの新しい発見はあるかと聞かれると、佐藤は「作ちゃん(作間)は打ち合わせであまり喋らないイメージだったんですよ。でも、いい意味でずっと喋って、いい提案をしてくれて。めちゃくちゃ作ちゃんって考えてるんだなあと新たに知れて、もっと好きになりました」と話す。

 その証言通り、メインステージをムービング仕様にしようと提案したのは作間だそうで、彼のアイデアにはほかの4人も一目置いているようだった。しかしその一方で、稽古場で突然地面を叩き始めたり、三点倒立や前転をして鏡の前に行ったりするなど、驚きの行動を暴露された作間。彼は「やることが多すぎて頭がいっぱいいっぱいになっちゃって、どこかで発散するしかないから!」と弁明していた。

ACEes

 メンバーを“くん付け”で呼んだり、敬語で話しているという深田は「(メンバーは)みんな先輩ではあるんですけど、気を遣わずラフに接してくれて。『敬語じゃなくていいよ』って言ってくれてるんですけど、僕は(みんなの)背中を見てきたので、なかなかちょっと……」とメンバー同士の関係性が垣間見える発言も。ACEesとしてファンに見せたいこだわりのポイントに関しては、浮所が「一番最初に発表された写真では王子様系、キラキラ系というイメージが強かったと思うんですけど、そうじゃない一面もたくさん見せていきたいなという意味でセットリストを選んで。いろんな面があるというのを見せたいなと思います」と意気込みを語っていた。

 4月13日に東京公演を終え、これから8月までの間に福岡、静岡、愛知、大阪をまわる予定のこのツアー。結成して間もないながらも完成度の高いエンターテインメントで観客を魅了する彼らの旅を見守りながら、今後のさらなる進化にも期待したい。

ACEes

26名のジュニアが“おもてなし”対決 料理や胸キュンセリフで沸かせた『駆アガル!~あべこべ男子に憧れて~』

3月22日、ぴあアリーナMMにて『駆アガル!〜あべこべ男子に憧れて〜』が開催された。『あべこべ男子の待つ部屋で』(日本テレビ系)…

ジュニア約90名出演『SHOWbiz 2025』レポ 伝統と自分の色を組み合わせて作るステージ

2025年1月5日よりジュニアによる『SHOWbiz 2025』が有明アリーナで開催される。HiHi Jets、美 少年、7 M…

関連記事

リアルサウンド厳選記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「コラム」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる