timeleszの3人が『タイプロ』で掴む誰も想像できなかった未来 ファイナル直前に語る言葉

 また、2月3日に放送された特別番組『timeleszのオールナイトニッポンPremium』(ニッポン放送)でもガンバレルーヤ、勝地涼、本田翼をゲストに招き『タイプロ』について語らったことも記憶に新しい。そして、Sexy Zoneとして活動をともにしたマリウス葉、中島健人も観ているという胸が熱くなる展開も。

 マリウスからは「タイプロを見ると頑張れる。すごい元気もらってる」という言葉が寄せられたそう。だが、マリウスも中島も候補生たちについての言及はなかったという。そこに「言っちゃったら影響しちゃうって気を使ってくれてるのかも」と感じた3人。「愛だなと思ったよ」「2人は一番わかってくれてるんだろうな」というトークにはグッとくるものがあった。

 新たな角度から注目が集まっている。そして、5人の間にあるグループ愛も再確認することができた。それも前人未到の一歩を踏み出したからこそ。誰もが想像できなかった未来を手繰り寄せた彼らの勇気にあらためて感服させられる。

 もちろん審査が進み、候補生たちが人生をかけて挑む姿に心を打たれるほどに、とくに落選者についてはどうしても「なぜこの人が?」と審査の結果を消化するのに時間がかかるもの。そんなときこそ、むしろ苦しい決断を下さなければならなかったtimeleszのメンバーの心の痛みはどれほどかと想像したい。

 議論を呼んでいた順位付けについても、ラジオで真摯に応えている姿がみられた。何のためにつけているのかという点については「オーディション番組としての見やすさ」と「候補生たちへのメッセージ」だったと説明。そして「順位が決まってからお別れしている人が決まるわけじゃない」とも。まず通過する候補生たちが決まった上で、どれだけ本番で魅了してくれたか、人間力、技術、伸びしろ、フィーリングや3人とのバランスを総合的に考慮して順位がつけられているそうだ。

 「今回これだけ頑張ってくれてるから」と称えるもの、あるいは「もっと頑張れるよね」と鼓舞するもの。候補生たちにもっと良くなってほしいという願いからつけられたという視点で見返すのも、また新しいものが見えてくるかもしれない。「いい人たちとたくさん出会えた」「メンバーにならなかった子たちも応援し続けてほしい」「違ったステージで活躍するっていう可能性、全然ありますから」そんな3人の真剣な姿にも、新たな魅力を見出した人が多かったはず。きっと新メンバーが決定してからも彼らの奮闘は続くだろう。

 新メンバーとファンを繋ぐフォローをしていくこと。そして「納得していただけるように精一杯パフォーマンスしていくしかない」という覚悟を見せた3人。そして「どうか温かいお気持ちと目線で見守っていただけたらなと思います」と言う言葉で現timeleszとして最後の『Qrzone』は締めくくられた。そんな彼らの心意気に触れ、こちらも視聴者として「楽しく」「仲良く」応援していく覚悟を決めて、2月15日の配信を待ちたい。

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