timeleszの3人が『タイプロ』で掴む誰も想像できなかった未来 ファイナル直前に語る言葉
timeleszの新メンバーを募集するオーディション番組『timelesz project -AUDITION-』(Netflix/以下『タイプロ』)が、いよいよ2月15日に最終審査の結果を発表する。一体、何人体制になるのか、そして新たなメンバーは誰になるのか。そんなクライマックスを目前に控え、グループの冠ラジオ『timeleszのQrzone』(文化放送)に2月3日、10日と2週連続で佐藤勝利、菊池風磨、松島聡の3人が登場した。
「3人でやれるのは今週と来週が最後なんじゃないかって」「そうだね」「3人だけっていうのは」そう話す彼らの言葉に、実感が急に湧いてきた。『タイプロ』のゴールは、3人のtimeleszのエンディングであるということ。痰の絡み具合で「おじさんになった覚悟をする」という話で盛り上がったり、あけおめメールをどの先輩に送ったか思い出せない松島をフォローするように、「(一律で)送らない俺が悪い」(菊池)、「俺も送ってない先輩いたかな」(佐藤)と阿吽の呼吸で話を巻き取っていったり、そんな3人だけの風景は、新生timeleszが発動すれば、また思い出の1ページになる。
切ない気持ちがないとは言えない。しかし、彼らがこの『タイプロ』を通じて得たものは大きいはずだ。番組には、長年のtimeleszファンだというリスナーから、母親が『タイプロ』にハマったことで一緒に応援しているという嬉しい報告が届いた。「こういうこと。やってすごく良かったところ」と3人が喜びを噛みしめるシーンが印象的だった。
新メンバーをオーディションで募集するという事務所としては前例のない動きに、賛否両論が巻き起こった。そして審査が進むにつれて、その結果に対しても様々な声が届き、彼らとしても心苦しい時間が多くあったと想像する。それでも、新たな可能性を求めて突き進んできた結果、これだけ多くの人の心を掴むエンターテインメントを生み出すことができた。
多くの著名人からも「観てるよ」という声をかけられたという3人。そのラインナップは、いとうあさこ、佐藤栞里、Mrs. GREEN APPLE、北村匠海、久間田琳加、齊藤なぎさ、杢代和人、駒木根葵汰、戸次重幸……など実に多彩だ。さらに『ONE PIECE』の作者として知られる漫画家の尾田栄一郎からは「今からオーディションに出たい」と言われたという驚きのコメントも飛び出し、笑いを誘った。