BE:FIRST、「Spacecraft」はグループの勢いを表すものに 誰がセンターでも成立する完成度の高いパフォーマンス
そして、誰がセンターに立っても成立しているのもBE:FIRSTならでは。サビ冒頭はRYUHEIを囲むように6人が踊り、サビ後半はSOTAが先頭に立って得意のバイブレーションを惜しみなく披露。さらに2番の同じパートではRYUHEIがSOTAの位置で踊ったり、ラスサビではSHUNTOがセンターに立っているときもある。そして2番のAメロの出だしではMANATOを囲むように6人が踊り、ラストのサビではRYOKIがセンターに飛び出していく場面も。どのメンバーが目立つポジションに入るかで出したい雰囲気を自在に操っているイメージだ。そして、誰がセンターにいても「こういうグループ」と思わせる完成度を見せている。
さらに、見応え抜群のダンスブレイクもポイントの一つだろう。たった13秒という時間だが、そこには体重移動、ヒット、バイブレーション、ストップといったテクニックが詰まっていて思わず息を呑んでしまうほど。音楽性や歌、ラップについ目が行きがちだが、彼らのダンスがあまりにもスキルフルであることを思い出させてくれる瞬間でもある。
今回はダンスに注目してみたが、もちろん途中のアクティングや歌、ラップ、表情の作り方など、BE:FIRSTの魅力が見えるポイントはまだまだある。4月から始まるワールドツアーで、MADE IN JAPANの彼らが多くの人を魅了していくであろうことは想像に難くない。
※1:https://realsound.jp/2025/02/post-1920576.html
























