Snow Man、2024年も一段と増した存在感 圧倒的な記録とともに1年を振り返る
2024年も、Snow Manの存在感はかなり大きいものだった。彼らはデビュー以降年々存在感を増しており、いまや老若男女誰もが知る国民的アイドルグループの1組となっている。そんな彼らは、今年1年間で様々な記録を作り上げてきた。その記録から彼らの“現状”を考えてみたい。
わかりやすいところで言うと、楽曲の売上ではないだろうか。12月6日に発表された『2024年年間Billboard JAPANシングル・セールス・チャート「Top Singles Sales」では、10thシングル『LOVE TRIGGER / We'll go together』が130万889枚を売り上げて1位を獲得。しかも、11thシングル『BREAKOUT / 君は僕のもの』も2位にチャートインしており、こちらも年間累計枚数115万5430枚のミリオンセールスとなっている(※1)。ちなみに、初週でミリオンを突破したのはSnow Manにとってこの2作品が初。彼らの人気が増している証拠だろう。
また、12月20日に発表された『第57回 オリコン年間ランキング2024』では「シングルランキング」、「アルバムランキング」、「合算アルバムランキング」、「DVDランキング」、「Blu-ray Discランキング」、「ミュージックDVD・BDランキング」の計6部門で年間1位に輝いた(※2)。これはオリコン年間ランキングにおいて史上初とのことで、現在のJ-POPアーティストの中でも頭一つ抜きん出た人気があると言えるのではないだろうか。
また、ライブ規模を考えても彼らの人気と進化が見えてくる。2024年は11月9日から12月27日まで、全13公演を行なう5大ドームツアー『Snow Man Dome Tour 2024 RAYS』も開催。デビューから4年10カ月で5大ドームツアーを行なうのは、同じ事務所に所属しているアーティストの中でも最速。筆者は同ツアーの東京公演のライブレポート(※3)に入ったのだが、そのMCで佐久間大介が「Snow Manを初めて生で見たよって人〜!」と問う場面があった。すると、会場の半分以上が挙手。もちろん、ずっとファンだったがやっとの思いで今回のツアーチケットを手に入れられたという人もいるはずだが、これだけ多くの人が“初・生Snow Man”であるというのは新しくファンが増えているからだと考えられる。