Snow Man、ファミリー層から愛される理由は? 『東京フレンドパーク』企画第二弾を機に考える
11月18日の18時30分より、『「それスノプレゼンツ!東京フレンドパーク」月曜復活SP』(TBS系)が放送される。同番組は2024年8月9日に放送されて話題を呼んだ企画の第二弾。第一弾では、『関口宏の東京フレンドパーク』(TBS系)で司会を務めていた関口宏が直々にSnow Manを訪ね、後継者に指名する場面が放送されて反響を呼んでいた。そこに筋肉自慢の芸能人が集まった「筋肉バキバキチーム」、「国民的女子アスリートチーム」を迎え、Snow Manチームとゲームを楽しんだ。
『東京フレンドパーク』(TBS系)といえば、1992年から2011年までレギュラー放送されていたゲームバラエティ番組。ゴールデン帯に放送されていたこと、誰でも楽しめる内容であること、様々なゲストが登場していたことなどから、「家族全員で楽しめるテレビ番組」という印象が強い。そんな番組とSnow Manの相性はすこぶる良い。
というのも、Snow Manはファミリー層にも人気があるグループだからである。今や彼らの名は老若男女に知られており、多くの人が彼らの活躍を知っている。例えば、2023年12月31日にYouTubeで生配信された「Snow Man Special Live~みんなと楽しむ大晦日!~」が同接数133万超えで日本記録を更新したという事実を見ても、それがわかるはずだ。Snow Manメンバーは様々なジャンルで活躍しているだけでなく、どんな場面でも存在感をしっかり発揮してきた。朝の情報番組、ドラマ、映画、舞台、CM、バラエティ、アニメ、雑誌、モデル……と、もはや網羅していない分野はないのではないかと思うほどで、その人気はSnow Manファンだけに留まらない。多くの人にとって“おなじみ”になりつつあるグループだからこそ、ファミリー層にも人気だった歴史ある『東京フレンドパーク』を受け継ぐのも納得できる。
また、メンバー間のやり取りに不快なところがないという点においても、誰もが楽しめる『東京フレンドパーク』にふさわしい。Snow Manは、バラエティにおいてメンバーの誰かを貶めて笑いを取ることがない。それどころか、むしろ仲間にリスペクトを持って褒め合っている姿が多いのだ。『それスノプレゼンツ!東京フレンドパーク』第一弾の放送でも、メンバーの誰かが失敗しても「いいよ、いいよ」、「OK!」、「あってるよ!」と声を掛け合うシーンが多く見られた。加えて、天然な言動やポンコツっぷりを他のメンバーがフォローしたり、自分自身でネタに昇華して笑いに変えていたりも。そんな彼らだからこそ、どんな世代でも不安なく観ることのできる番組が出来上がるのではないだろうか。