SixTONES、5thアルバム『GOLD』収録曲はどんな曲に？　マキシマムザ亮君ら提供による音楽性の広がり

　Kroiは「Underline」を提供。Kroiについても、過去に松村北斗がラジオで彼らの楽曲を流していたことがあるなど、メンバーが以前から注目していたことが窺える。

　Kroiの音楽性は、ファンクやソウル、R&Bといったさまざまな音楽要素を取り入れつつ、自分たちのJ-POPに落とし込んだもの。楽曲によって雰囲気も異なるので予想はしづらいのだが、ミクスチャーファンク的な要素を取り上げるのであれば、SixTONESの3rdアルバム『声』に収録された「人人人」が、Kroiの楽曲のイメージに近いようにも思える。ファンキーさとメロディアスさを交えた、心地よいグルーヴに身を任せられるような楽曲になっているのではないだろうか。

　最後に、今回の楽曲提供アーティストが発表された際、一番驚いたのがコリンだった。コリンは今年バンドに加入したドラマーだが、国内アーティストではONE OK ROCKの「Cry out」などをともに制作するなど、プロデューサーとしての顔も持つ。実現に至った経緯は計り知れないが、国内だけでなく海外アーティストも巻き込んで作品を創り上げるあたりに、SixTONESの音楽への強い探求心や貪欲さが窺える。

　コリンが提供するのは「WE ARE ONE」という楽曲で、“私たちはひとつ”というタイトルから壮大なイメージが思い浮かぶ。『VVS』では生バンドを取り入れていたように、彼らの力強い歌声、楽曲はバンドサウンドと相性がいい。もしこの楽曲がヘヴィなバンドサウンドを打ち出した、ロックテイストなのであれば、ライブでも迫力のあるパフォーマンスが見られるのではないかと期待してしまう。

　ついに全情報が明らかとなったSixTONESの5thアルバム『GOLD』。こうした多彩なアーティストと楽曲を手掛けることで、SixTONESの音楽性は今後ますます広がっていくはずだ。彼らの新しい魅力も感じられるであろう、豪華アーティストの提供曲も含まれたニューアルバムが届く日を楽しみに待ちたい。

※1：https://x.com/SHOCK_EYE_/status/1863421602236600434

※2：https://x.com/MTH_OFFICIAL/status/1863428474788307164