岸谷五朗&寺脇康文、願いを胸に異業種エンターテイナーらと作り上げた『Act Against Anything VOL.3』

『Act Against Anything』レポート

 イベント終了後には岸谷と堂本、そして岸谷、寺脇、秋山、大黒、中村の計6名が記者団の取材に応えてくれた。充実感に満ちた表情で手応えを語った。

.ENDRECHERI.(堂本剛)/岸谷五朗

岸谷五朗(以下、岸谷):4年前は無観客になっちゃったんで、相当悔しい思いをしたんですけども、今日はお客さまの顔が見られて本当に幸せでした。(『AAA』を)30年やってるんですけど、今日は特に「このお客さまのおかげでチャリティができてる」って実感しました。

堂本剛:「世のなかに貢献したい」という気持ちはあっても、どうすれば実行に移せるのかわからない人も多いと思うんですね。なのでこういったチャリティイベントなどでアクションを起こしてくださる方がいらっしゃることが架け橋となって、どんどん広がっていくんだと思う。こういう機会にご縁をいただいて、呼んでいただけたことを本当にうれしく思っております。ありがとうございます。

.ENDRECHERI.(堂本剛)

寺脇康文(以下、寺脇):武道館って席が近くて、あたたかい雰囲気になるんです。最初からお客さんがあたたかく迎えてくださったので、ちょっとうるっと泣きそうになりましたけども、とてもいいコンサートになったんじゃないかなと思います。

秋山竜次(以下、秋山):いや、本当に最高なステージでした。まずお客さんがみんな優しくて、全部リアクションしてくれるし……こんな素晴らしい出演者のなかで自分があれをやらせてもらって、本当に光栄です。

中村雅俊

中村雅俊:全体として、めっちゃくちゃいいライブだったなと思います。ふたり(岸谷と寺脇)の陰ながらの努力とかもすごいし、それについていくスタッフも素晴らしいものがあるな、と。声をかけていただいて本当にありがたかった。ふたりのおかげで、実に楽しい時間でした。

大黒摩季(以下、大黒):アミューズさんには山ほどすごいアーティストがいるのに、なんで外様の私がいつも呼ばれるんだろう? と思ってたんですけど(笑)、今日わかった。私の役目は特効なんだよね?

岸谷:まず盛り上げに突っ込んでくれるんだよね(笑)。

大黒摩季

大黒:やっぱりチャリティって、始めるパワーより続けるパワーのほうが大事で。このチームだからこそ続けていられるんだと思う。これからもね、お父さんたち(岸谷と寺脇)の元気が続く限り……。

岸谷:はははははは!

寺脇:まだまだ行きまっせ!

大黒:苦しいチャリティは続かないので、楽しみながらね。この素敵なライブを死ぬまでやり続けてください。

岸谷:うれしい。ありがとうございます。

岸谷五朗/大黒摩季/中村雅俊/秋山竜次(ロバート)/寺脇康文

秋山:「願い」とか「TOKAKUKA」とか、岸谷さんと一緒にやらせていただきましたけど、大河(NHK大河ドラマ『光る君へ』)でここ一年お会いしていた時の岸谷さんとまったく違うから……。

岸谷:そりゃあ、大河の現場であんなことやったら怒られますよ(笑)!

寺脇:ここで五朗ちゃんの実態を見たわけですね。

秋山:実態、見ました。最高でした。まさか岸谷さんがあんなカツラを被って、寺脇さんもヒゲまでつけてやってくれるなんて想像もしてなかったので……こっちの理解が追いついてないです! マジでちゃんとネタ合わせしましたから!

岸谷:僕はもう秋山さんがやるいろんな種類のネタが好きで、しかもすごく“音楽”なんですよね。「これ、武道館で見せなきゃもったいない!」と思ったんです、烏帽子を被って座りながら。

秋山:あの状態でそんなこと考えてたんですか? たしかにNHKで、結構な格好で出演交渉されましたけど……。

大黒:え、またタレントに直接言ったんですか? 事務所通してくださいよ!

岸谷:すみません(笑)!

岸谷五朗&寺脇康文が語る『Act Against Anything』の意義 深い絆の根源も「価値観が同じなんだと思う」

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