Aぇ! group 正門良規、多くの仲間に慕われる人間味と愛らしさ 年を重ねるごとに広げる笑顔の輪

 Aぇ! groupの正門良規が、11月28日に28歳の誕生日を迎えた。その前夜にあたる11月27日には、レギュラーラジオ番組『Aぇ! groupのMBSヤングタウン』(MBSラジオ)に、小島健とともに出演し、27歳を振り返る一幕があった。

 この日、オープニングからアツいトークが止まらなかった小島。話題は、正門が主演を務めた舞台『Touching the Void タッチング・ザ・ヴォイド~虚空に触れて~』を観劇した感想だった。「もったいないよ、行かへんかったの! 後悔するよ」「ナマモノですから、正門がナマモノ過ぎて! あの舞台の正門はナマモノ過ぎて! あれはライブしてた!」と、正門の舞台について大絶賛する。

 よほど感動したのか、興奮するあまり舞台を知らないリスナーを置いてきぼりにする勢いの小島は、自身でもそれに気づいたのかどんな物語の舞台だったかを説明しようとする。だが「簡単に要約してあらすじを言うと、『迷って、死にかけて、生きて帰ってきた』みたいな感じ」「正門が遭難してな! いろいろ考え事とかして。それが夢やったりみたいな、でも現実やったりみたいな、それが交差するっていう。これ楽しさありましたよ」と、これまたざっくりとした内容になっていて面白い。

 そんな小島らしいトークに正門はツッコミを入れるどころか、「アハハハ。そうやんな(笑)。ホンマにな、ぎゅっとしたらな!」「おー!(拍手)。いいですねいいですね、いいお客さんです!」「嬉しいこと言うじゃない。小島がこんだけ言うってなかなかないよ!」と実に嬉しそうなリアクションを次々と披露していく。そんな正門の心地よい反応に、小島の語り口調もどんどん熱を帯びていくのだった。かと思えば、「こんな(べた褒めしている)小島やけど、1回寝坊して……アハハハ」と、実は小島がメンバーの佐野晶哉とともに観劇することになっていた日に、仮眠から目覚めることができずに行けなくなってしまっていた裏話を暴露。褒めちぎる小島をさんざんノせておきながら、しっかり話のオチをつけて返していくところに、正門の愛される理由が垣間見えたような気がした。

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