『MAMA』Artist of the Year受賞 数々の記録を打ち立て“SEVENTEENの1年”となった2024年を振り返る
SEVENTEENが11月23日、K-POP授賞式『2024 MAMA AWARDS』(以下、『MAMA』)で「Artist of the Year」を受賞した。同賞はその名の通り、1年間を通して目覚ましい活躍を見せたアーティストへ贈られる、『MAMA』4大大賞のうちのひとつである。
SEVENTEENは2024年、本当に多彩な活動を展開し、さまざまな記録を打ち立ててきた。
たとえば、直近では、10月14日に12thミニアルバム『SPILL THE FEELS』を発売。同作は発売1週間で316万611枚を売り上げ、今年リリースされたK-POPアルバムのなかで最短でトリプルミリオンセラーを達成した作品となった。
アルバムといえば、4月29日にリリースされたベストアルバム『17 IS RIGHT HERE』も好調だった。韓国の音楽チャート「CIRCLE CHART」によれば、同作は今年上半期に約308万枚のセールスを記録。「CIRCLE CHART」における上半期のアルバムチャートで、堂々の1位にランクインした(※1)。
また、彼らを語る上で欠かせないコンサートも、各開催地で大盛況である。今年3月から5月にかけては、2023年に行ったツアーのアンコールツアー『SEVENTEEN TOUR 'FOLLOW' AGAIN』を日韓で開催。韓国では3月30~31日に仁川アジアド主競技場で、4月27~28日にソウルワールドカップ競技場で公演を行ったが、特に前者の公演は「仁川アジアド主競技場で単独公演を開催した初のK-POPグループ」として歴史に名を刻んだ。一方、同ツアーは日本でも大勢のファンに大きな感動をもたらした。公式発表によれば、大阪と横浜の全4公演で合計25万4000人が来場したという。日韓で計38万人という動員規模を考えると、SEVENTEENの影響力の大きさにあらためて驚かされる。