『MAMA』Artist of the Year受賞　数々の記録を打ち立て“SEVENTEENの1年”となった2024年を振り返る

　彼らは現在もワールドツアー『SEVENTEEN [RIGHT HERE] WORLD TOUR』を開催中だ。10月12日の韓国・高陽総合運動場を皮切りに、アメリカ、日本、フィリピン、シンガポール、インドネシア、タイを巡る同ツアー。アメリカでは11月10日にBMOスタジアム公演を行ったが、これはSEVENTEENとしては初となるアメリカでのスタジアム公演に。同スタジアムはQueen + Adam Lambertなども公演を開催した実績のある会場のため、SEVENTEENの人気／実力が世界的に認められていることの証左といえるかもしれない。

　なお同ツアーは、11月29日の愛知公演を皮切りに、日本では愛知、東京、大阪、福岡の4都市で10公演が開催される予定だ。11月27日に日本4thシングル『消費期限』をリリースし、早速さまざまな反響が寄せられていることもあり、メンバーたちが日本で何を語りかけてくれるのか注目である。

　最後に、今年6月、SEVENTEENがユネスコ青年親善大使に任命されたことにも触れておきたい。彼らはグループとして100万ドルを寄付し、それを原資として若者の“創意力”と“ウェルビーイング”を高めるプログラム（Global Youth Grant Scheme）を提供するなどの活動にも取り組んでいる。

　このように、今年1年間、多彩な活動を繰り広げてきたSEVENTEEN。彼らが世界に与えた影響と作り上げてきた実績を見れば、今年の『MAMA』で「Artist of the Year」に輝いたのも頷けると筆者は思う。今年の下半期からJEONGHANが兵役に就き、JUNは中国での活動に注力しているが、この先再び完全体での活動が行われるとき、現在の活動がどのように発展しているのか、非常に楽しみでならない。

※1：https://x.com/CIRCLE_CHART/status/1811581241642385749