BIGBANG復活、躍動するaespa、SEVENTEENの涙……名シーンで溢れる『2024 MAMA AWARDS』最終日レポート

『2024 MAMA AWARDS』最終日レポート

 初開催から25年という節目の年を迎えたK-POP音楽授賞式、『MAMA』こと『MAMA AWARDS』が今年も行われた。『2024 MAMA AWARDS(以下、『MAMA』)』は、アメリカ・ロサンゼルスのドルビー・シアターで現地時間の11月21日に、京セラドーム大阪で11月22日と23日に開催。本稿では、最終日となる23日の模様をダイジェストでお届けする。

 今年の『MAMA』最終日は、aespaが圧倒的な存在感を放った。彼女たちは、今年5月にリリースした1stフルアルバム『Armageddon』から「Supernova」で大賞のひとつ「Song of the Year」を受賞。また、同楽曲は新設の「Best Choreography」に輝いたほか、「Armageddon」で「Best Music Video」、グループとして「Best Female Group」「Best Dance Performance Female Group」「Fans’ Choice Female」を手にし、計6部門での受賞となった。

 「Song of the Year」の受賞時には、4人のメンバーがひとりずつ挨拶。NINGNING(ニンニン)は「とても光栄です。これからもいい音楽をお届けできるように頑張りたいです」と韓国語、中国語でコメント。WINTER(ウィンター)は「今年1年間、本当にたくさんの愛を贈ってくださってありがとうございます」と、GISELLE(ジゼル)は「いつも愛してくださってありがとうございます。皆さんのおかげでこの場にいることができています」と、それぞれファンへの感謝の気持ちを述べる。KARINA(カリナ)は「今年は大賞を目標にしていました。その夢が叶ってとても幸せです」「この賞をMY(ファンの呼称)の皆さんに捧げたいです」と、受賞の喜びを言葉にした。

 各賞の受賞者発表の合間に行われたステージでは、aespaは「Supernova (MAMA ver.)」と「Whiplash (MAMA ver.)」を披露。一挙手一投足が非常にクールで洗練されたパフォーマンスを繰り広げ、4人ならではの圧巻のステージで観客を魅了した。

 パフォーマンスパートでは、デビュー3周年を迎え「Favorite Asian Artist」を受賞したINIや、デビュー1周年を迎えたZEROBASEONE、今年鮮烈なデビューを飾ったMEOVVの姿も。INIは「LOUD (MAMA Ver.)」「WMDA(Where My Drums At) (MAMA Ver.)」をパフォーマンス。田島将吾による和太鼓の演奏も交えながら、パワフルでダイナミックなステージを披露した。ZEROBASEONEは「KILL THE ROMEO」でクールなパフォーマンスを繰り広げると、ダンサブルなサウンドが印象的な「GOOD SO BAD」で観客を魅了。MEOVVはデビュー曲「MEOW」で一糸乱れぬダンスパフォーマンスを披露すると、「BODY」で華やかながらもクールな空間をつくり上げ、今年大きな注目を集めた大型新人として爪痕を残した。

 (G)I-DLEは蛍光イエローの衣装に身を包み舞台に登場。ラップパフォーマンスから「Super Lady (MAMA Ver.)」と「Fate (MAMA Ver.)」を披露し、会場のボルテージを一気に引き上げてその実力を証明した。そんな彼女たちは、「Fate」で「Best Vocal Performance Group」を受賞。リーダーのSOYEON(ソヨン)は「ボーカル賞をいただくのは今回が初めて」「いつも素敵なパフォーマンスと良い声を聴かせられるアーティストでありたいです」とコメントを寄せると、MINNIE(ミンニ)が英語、YUQI(ウギ)が中国語で、それぞれ世界各地のファンへ挨拶した。

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