稲垣吾郎&香取慎吾を導く、草彅剛の言葉 レッドカーペットに東京ドーム――“3人で叶える夢”を発信し続ける強さ
稲垣吾郎、草彅剛、香取慎吾が雑誌『週刊女性』2026年5月12日・19日合併号(主婦と生活社)に登場し、今年初夏に公開される新作映画『バナ穴 BANA_ANA』(正式表記はアンダーバーは穴の絵文字)の撮影秘話を明かしている(※1)。それぞれがじっくり語るインタビューとは異なる、3人だからこその空気感が漂う誌面からは、今にも彼らのやりとりが聞こえてきそうだ。3人揃っての新作映画、それをPRする機会をうれしく思うのは、きっと年々彼らが集まることの貴重さが増しているからではないだろうか。
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クソ野郎と美しき世界から8年、
ついに「#新しい地図」映画第2弾完成
映画『バナ穴 BANA🕳️ANA』公開決定!!!
\監督・脚本 山内ケンジ × 稲垣吾郎・草彅剛・香取慎吾ほか豪華キャスト出演
この映画、「わからない」。「わからない」のにぐっとくる。2026年初夏 グランドシネマサンシャイン… pic.twitter.com/5e86y96hDU
— 新しい地図 (@atarashiichizu) April 14, 2026
新しい地図を広げ始めたころは、3人も彼らを応援するNAKAMAたちも、「ここからどう進んでいくのか」をひとつの場所から探り続けていた。インターネット番組への挑戦、YouTubeやSNSでの発信、3人での映画制作など、テレビの外で、自分たちに何ができるのかを手探りで切り拓いていった日々。その歩みの先に今、それぞれのフィールドが広がっている。
稲垣がパーソナリティを務めるワイドラジオ『THE TRAD』(TOKYO FM)は、いまや彼のライフワークのひとつだ。多くのミュージシャンや文化人とトークを重ね、そこでのTENDREとの出会いをきっかけにソロ曲「SEASONS」をリリースするという展開もあった。舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』や『プレゼント・ラフター』など、“少しこじらせた大人”を真骨頂として愛らしく演じることができるのは、彼がこれまで積み上げてきた“稲垣吾郎像”があってこそ。
また草彅は近年、“役者・草彅剛”の到達点を更新し続けている。映画『ミッドナイトスワン』『碁盤斬り』に『新幹線大爆破』(Netflix)、舞台『ヴェニスの商人』『シッダールタ』、ドラマ『終幕のロンド —もう二度と、会えないあなたに—』(カンテレ/フジテレビ系)など、台本を持つ日が途切れないほど、時代も国も異なる各作品の世界を行き来し、その圧倒的な演技力で「人がどう生きるか」という問いを体現してきた。私生活での大きな別れと出会いも重なり、その経験が現在の表現にも滲んでいるようにも感じられる。
そして、香取は冠バラエティ番組『しんごの芽』(読売テレビ)にて、新たなテレビ企画のタネを探すというチャレンジを続けている。初対面の芸人から旧知の仲のお笑い芸人までマンスリーMCとして招くスタイルも実験的。そこには「テレビに育てられた」という思いが見えるよう。失敗してもいい、それさえも面白くするのがバラエティ。『森田一義アワー 笑っていいとも!』(フジテレビ系)や『SmaSTATION!!』(テレビ朝日系)など、ハプニングを避けられない生放送を数多く経験してきたからこその度量で、テレビをもっと面白くしようと奮闘している香取が実に頼もしい。
もちろんSMAPとして活動していたころも、それぞれの活躍は目覚ましかった。ただ、そこから歩み直したからこそ、彼らの持ち味が“本物”であることがより鮮明になったように思う。そんな実力者である3人がここぞと集まるタイミングに、私たちの胸が高まるのだ。
映画『バナ穴 BANA_ANA』は「万人受けするかはわからない」と草彅は笑う。そう笑えること自体、今の彼らが自分たちの表現を楽しめている証なのかもしれない。そのうえで、草彅が発した「3人で日本アカデミー賞のレッドカーペットを歩きたいですね(笑)」という大きな夢には、思わずこちらまで笑みがこぼれる。このやりとりに、2024年に音楽番組『with MUSIC』(日本テレビ系)へ3人で出演した際の空気感も思い出されたからだ。
番組内で「10年後どうなっていたいか」という質問に、草彅がまっすぐに「東京ドームでコンサートしてる」(※2)とコメントしたのだ。また、2025年末の『週刊女性PRIME』のインタビュー記事には「今年こそ『紅白』に出たかった」(※3)という発言も。香取から「そもそも今年3人の曲を出してないじゃない」とツッコまれると、「だから来年こそ、3人の新曲を出してさ、エントリーしてみるのは」と夢を語り続けた。
草彅の言葉の力は強い。彼ら自身、そして彼らを応援する者たちの頭のなかに、その言葉があるのとないのとでは全く異なる。香取もリアルサウンドのインタビューで「『そういうこと言うなって』と言いながらも、僕のなかで『ああ、いつかやるんだろうな。彼が言うなら』っていう気持ちもあります」(※4)と語っていた。この映画『バナ穴 BANA_ANA』も「続編を作る」という言葉が先にあって、満を持して形になったものだ。夢は語るところから叶い始めている。彼らを見ていると、どんなに時間はかかっても、願った未来へ人は近づいていけるのだと思わされる。レッドカーペット、『紅白』、東京ドーム……彼らが未来を語り続ける限り、いっしょにワクワクしていたい。したたかに、しなやかに――。
※1:https://www.jprime.jp/articles/-/41502
※2:https://realsound.jp/2024/09/post-1781803_2.html
※3:https://www.jprime.jp/articles/-/39742
※4:https://realsound.jp/2026/01/post-2265441_2.html

























