EBiDAN、グループを横断して“推し”やすい環境 大運動会、冠レギュラー……合同企画に注目

 そして、彼らのステージでの魅力を存分に堪能できるのが毎年夏に開催される合同ライブ『EBiDAN THE LIVE』(以下、『エビライ』)。今年は国立代々木競技場 第一体育館にて8月17日から18日の2日間の3公演にわたって行われた。このライブではEBiDANの全てのグループが一堂に会し、グループごとに楽曲を披露するだけでなく、全員で同じ曲をパフォーマンスしたり、グループを横断してのシャッフルユニットでの楽曲披露など、彼らのステージでの魅力が存分に感じられる機会となっている。単独ライブに行ったことがなくても『エビライ』でグループのパフォーマンスを見られるだけでなく、『エビライ』で見たことをきっかけに単独ライブに行ったりというファンも多いのではないだろうか。

純情シンドローム(Aliel ver.) 【EBiDAN THE LIVE 2024 シャッフルユニット】

 『エビライ』で特に盛り上がるシャッフルユニット企画は、誰がどの曲に参加するかが当日その場で発表される仕組みとなっており、ライブ全体を通してもその日いちばん大きな歓声が上がるシーンのひとつとなっている。EBiDAN公式YouTubeでは、今年の『エビライ』にて超特急・リョウガ、タカシ、M!LK・塩﨑、SUPER★DRAGON・松村和哉、ONE N' ONLY・REI、原因は自分にある。・吉澤要人がLienelの「純情シンドローム」をカバーしたシャッフルユニットのステージ映像が投稿されている。衣装もそのグループの担当ポジションのメンバーのものを着ることとなっており、普段所属しているグループとはまた違う姿を見られる貴重な機会でもあるのだ。またEBiDANメンバーは全員がInstagramの個人アカウントを所持しているため、公演後に数多くのオフショットが投稿されることを楽しみにしているファンも多いだろう。

 EBiDANのグループはとにかく個性が豊かで似通ったグループがないことも、複数のグループに興味が湧く所以のひとつかもしれない。歌とダンスで主な担当が分かれているグループと全員が歌って踊るグループからギターデュオまで、人数や形態も様々。超特急は“メインダンサー&バックボーカル”という体制をとっていたり、ONE N' ONLYは自身の音楽においてJ-POPとK-POP融合した“JK-POP”にさらにラテンミュージックを取り込んだ“ジャティンポップ”を掲げていたりと、新たな概念を生み出す唯一無二さも他の事務所のグループでは感じられないEBiDAN独自の魅力であると言えるだろう。

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