連載「lit!」第115回:Snow Man、Travis Japan……暑い夏を乗り切るボーイズグループ楽曲5選
連日猛暑の続く今年の夏。うだるような暑さの中、ボーイズグループからは今年も様々なサマーソングが出揃っている。気だるい暑さを乗り切るような爽やかな楽曲から夕暮れの風が吹くようなチルな楽曲まで、個性豊かな5曲を紹介したい。
Snow Man「君は僕のもの」
7月31日、5カ月ぶりに11thシングル『BREAKOUT / 君は僕のもの』をリリースしたSnow Man。メンバーのラウールが主演を務める映画『赤羽骨子のボディガード』の主題歌である「BREAKOUT」と、渡辺翔太が主演を務めるテレビドラマ『青島くんはいじわる』(テレビ朝日系)の主題歌である「君は僕のもの」の両A面シングルとなっている。本稿では「君は僕のもの」を紹介したい。キラキラとしたキャッチ―なトラックに〈思った以上にときめいてる〉〈出会った日から恋をしてる〉と恋心を真っ直ぐに歌った甘い歌詞が乗る夏らしい一曲。メンバー全員でリゾートへ出かけ、バーベキューや花火などを楽しむ無邪気な表情を見ることができるMVも併せて楽しみたい。
Travis Japan「Sweetest Tune」
Travis Japanが6月10日に配信リリースした「Sweetest Tune」。メンバーの松田元太が出演したドラマ『東京タワー』(テレビ朝日系)の挿入歌にも起用されており、口笛のようなイントロに、聴き心地のよい英詞、一度聴くと耳に残るサビのメロディラインにやみつきになるような一曲だ。カラフルな部屋で過ごす7人の日常とシンプルなダンスシーンが代わる代わる展開されるMVは洋画のようなポップな世界観を楽しむことができる。また、足音まで綺麗に揃ったダンスプラクティスビデオでは緻密なフォーメーションダンスも必見。
LIL LEAGUE「Youth Spark」
LDHの新星“NEO EXILE”の一員として実力をメキメキと伸ばしているLIL LEAGUE。そんな彼らが7月31日にリリースした3rdシングルのタイトル曲「Youth Spark」では、メンバー全員が10代として過ごす最後の夏に若者にしかない唯一無二の煌めきを歌う。〈To this funky beat〉という歌詞の通り、自然に体が動いてしまうようなファンキーなビートに気持ちよく高音が響く彼らの歌声が乗る。今月10日から12日にかけてさいたまスーパーアリーナで開催された、Jr.EXILEとNEO EXILE計8組の合同公演『BATTLE OF TOKYO』でも披露され、YouTubeで公開されているMVにはライブで聴いて観にきたというコメントも多く寄せられている。一度聴いたら忘れられないようなダンサブルな一曲だ。