Stray Kids、コラボ楽曲の魅力 グループの強みを活かしながら次々と起こす化学反応
Stray Kidsが5月10日、新曲「Lose My Breath (Feat. Charlie Puth)」をリリースした。同楽曲では、チャーリー・プースとコラボレーション。チャーリー・プースといえば、2015年に公開された映画『ワイルド・スピード SKY MISSION』の主題歌「See You Again」で、当時まだ20代前半ながらラッパーのウィズ・カリファと共演を果たし、その実力を世界に知らしめたアーティストだ。直近ではBABYMONSTERが今年4月にリリースした1stミニアルバム『BABYMONS7ER』の収録曲「LIKE THAT」の制作に参加し、K-POPシーンでも広くその名が知られることとなった。
そんなチャーリー・プースとStray Kidsのコラボが実現した今作は、楽曲のリリース前から世界中で熱い反応が沸き起こっていた。MVのティザー映像は「YouTubeミュージックビデオトレンディングワールドワイド」で1位を獲得。5月10日に楽曲がリリースされると、MVは瞬く間にYouTubeの人気急上昇ランキングで1位へとランクインした。
「Lose My Breath (Feat. Charlie Puth)」は、リスナーの耳を一度で奪うキャッチーなメロディラインを多数生み出してきたチャーリー・プースの強みと、K-POPシーンで様々な実績を上げてきたStray Kidsの特徴や強みがかけ合わさり、化学反応を起こした一曲となっている。歌詞の内容だけを見ると、“君”を愛する情熱的な気持ちを描いたラブソングという印象を受ける。ただ、それを壮大なメロディで表現するのではなく、ギターアルペジオを基軸としたサウンドとメロディラインでリフレインさせ、そこにStray Kidsのメンバーのクリアな高音域の歌声を乗せることで、非常に中毒性の高い楽曲に仕上がっている。
今作をきっかけにStray Kidsのこれまでを振り返ってみると、彼らは過去にも様々なアーティストとのコラボレーションを実現し、グループのスキルや強みを存分に発揮しながら、コラボアーティストとの化学反応を起こしてきたことに思い至る。