SEVENTEENが何度も記録を塗り替えられるのはなぜか CARATの心を掴んで離さない3つのポイント
K-POPシーンにおいて、SEVENTEENがまた新たな記録を打ち立てた。アルバム販売量集計サイトのHANTEOチャートが、SEVENTEENのベストアルバム『17 IS RIGHT HERE』(4月29日発売)の初週販売量を公表。同アルバムは4月29日~5月5日の1週間で、296万7937枚を売り上げた。この記録はHANTEOチャートにおいて、K-POPベストアルバム史上、歴代最多の初動販売枚数になるという。前作『SEVENTEENTH HEAVEN』でのK-POP歌手によるアルバム初動販売量歴代1位という記録に引き続き、今作でも圧倒的な記録を樹立したことで、SEVENTEENが多くのファンから支持され、爆発的なパワーを持っていることを改めて示した。
思えば、SEVENTEENは今回のベストアルバムに限らず、これまでにも様々な記録を打ち立ててきた。
HANTEOチャートでは、歴代のK-POP歌手のアルバム初動販売量トップ20の中に『17 IS RIGHT HERE』を含め4作品がランクイン。2022年5月に発売した4thアルバム『Face the Sun』はグループ初のダブルミリオンを達成し、2023年4月リリースの10thミニアルバム『FML』は450万枚以上の売上枚数を突破。そして、同チャートの歴代記録において第1位を飾ったのが、2023年10月にリリースされた11thミニアルバム『SEVENTEENTH HEAVEN』である。このアルバムでは初動売上枚数で500万枚を突破するという驚異的な記録を打ち立て、それまで他のグループが持っていた記録を大きく塗り替えた。
韓国だけでなく、日本を含めた海外でも数々の記録を作っており、例えば先述の『Face the Sun』は、アメリカ・Billboardのアルバムチャート「Billboard 200」で初登場7位にランクイン。同チャートには、2022年7月にリリースされた4thアルバムのリパッケージ『SECTOR 17』では4位、『FML』は2位を記録している。今回の『17 IS RIGHT HERE』も、タイトル曲「MAESTRO」がBillboard「Global 200」で91位にランクイン。さらに、日本でも「オリコン週間アルバムランキング」(2024/5/13付)で初週売上33.3万枚を記録し、初登場1位を獲得している。これにより、今作で8作連続、通算12作目の1位獲得となり、海外アーティストによる「アルバム通算1位獲得作品数」歴代1位の記録を自ら更新する形となった。